東大阪市東上小阪より【トイレ排水詰まっている】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【トイレ排水【至急】客室の男子トイレ/大便器本体から水漏れがして、流すと、逆流するため、点検、修理お願い致します。使用不可◆水を流しても排水されない】との事です。
TOTOのKD-L2115PIKって事なんですが調べるとウォシュレットの品番でした。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着するとトイレのドアに貼り紙がしてあって使用禁止になっていました。
一応、女子トイレへの案内になっていますがなかなか男性が女子トイレに入るんは勇気が要るんで一刻も早くトイレ詰まりを解消させなくてはいけません。
男子トイレに入ってみるとトイレの個室も故障中の貼り紙がしてあって養生テープで開けれなくしてはりました。
ちなみに小便器もあったんでそちらだけなら男子トイレも使える状態でした。
トイレの中は?
早速トイレに入ってみるとフラッシュバルブのトイレでした。トイレ内に掃除点検口があったんで排水管の詰まりやったらそこからも作業が出来るんですが便器の中に何かを落としてたら厄介な便器です。
何が厄介かって便器を外すとなったらフラッシュバルブをバラすんですが古い仕組みなんで触ったら今まで水漏れしてなくても水漏れし始める事があるんです。
だからなるべく外したくないんで『頼むからローポンプ作業で抜けてくれぇ~』って思っちゃいます(苦笑)
このタイミングで便器の品番確認もして行きます。TOTOのC48SRって便器なんですが依頼内容にあったKD-L2115PIKは後から調べてウォシュレットの事やって分かったんですがウォシュレットを見てもそんな記載されてなかったんですよねぇ~
ローポンプ作業で通管作業
さて、フラッシュバルブのトイレは普通の洋式トイレみたいにちょっとずつ水を流して状況を見るって事が出来ません。
流すとドバっと来ちゃうんで詰まってたら溢れちゃいます。そんな場合はバケツに水を溜めて流してみて溢れさせない様にするんですが今回は詰まってるかの確認をせずにいきなりローポンプ作業を開始します。
トイレットペーパーを流す通水テスト
トイレ詰まりそのものはローポンプ作業で無事に解消させる事が出来ました。
まずは水だけを流してみて正常に流れるのを確認してからトイレットペーパーを流す通水テストに切り替えます。
3回程度トイレットペーパーを流す通水テストをするんですがフラッシュバルブのトイレは連続で何度も流せるんが良いですね(笑)
これが普通の洋式トイレなら水が溜まるのを吞気に待たなアカンのですが…
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?便器に物が落ちていたらトイレットペーパーもスッキリ流れず帰って来ちゃうんでそんな状態になったら何かしらの異物があると考えて間違いないです。
逆にゆっくりでも水が引いて行くならぬるま湯をバケツに汲んで何度も流してれば解消する事もあります。
その際はゆっくりお湯を注いで行くのがキモとなります。それでもダメなら諦めて業者さんを呼んだら良いと思います。現場からは以上です。