四條畷市岡山東より【各種水栓 水漏れする】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【各種水栓【至急】キッチン内／水漏れ◆洗い場シンクのお湯側の蛇口、元の方から漏れる】との事です。
『元の方ってスパウトの根元からの水漏れなんかな？それとも壁付の蛇口が外れ掛かって根元からの水漏れなんかな？』なんて思いながら現場に向かいました
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
ミニセラ水栓だったらこんな修理になります。
【厨房流し台右側蛇口から水漏れしている ミニセラ水栓の修理方法】
【東大阪市長堂で２箇所の蛇口の水漏れ修理をしました。】(本館サイト)
まずは状況確認から
【混合水栓 ジャジャ漏れ状態】
現場に到着すると誰も業者が来る事を知らされて無かったみたいで厨房を任されてる人が責任者様に連絡して下さりました。
お湯の止水栓を閉めてはったんですが開栓すると洗い場シンクの混合水栓はジャンジャンお湯が漏れる状態でした。
慌てて止水栓を閉めて止めて状況を確認して行きます。
【ＴＯＴＯの混合水栓】
『何処かに品番シールはないかなぁ～』って思いながらあちこち見るんですがＴＯＴＯの刻印があったからＴＯＴＯの混合水栓なんでしょうが品番は分からずでした。
品番さえ分かれば部品も分かるんですがこの状態では分かりません。
【ハンドルを外してみる】
ハンドルを外してスピンドルなんか開閉バルブなんかを確認します。
ＴＯＴＯで開閉バルブって言ったら２種類まで絞り込めるんでこの確認をして車に部品を取りに行きます。
開閉バルブを解体撤去
【水側の開閉バルブ】
まずは水側の開閉バルブを解体撤去して行きます。錆の具合から水側も交換しようと外したんですがＯリングもゆるゆる状態でした。
これは外さな分からんヤツですが湯側がアカンなら水側もアカンやろって感じです。
【湯側の開閉バルブを解体撤去】
湯側の開閉バルブを外してみるとシールテープが巻いてあったんで『部品を持たないヤツが付け刃で修理した跡やなぁ～』って思いました。
【解体撤去した部分類】
湯側のコマパッキンはパッキン部分が擦り切れているんでお湯が止まらずでコマパッキンを交換しても止まらず苦肉の策でシールテープを巻いたんでしょう。
開閉バルブの交換
【解体撤去した混合水栓】
部品を外した混合水栓のネジ部分を綺麗に掃除して行きます。
【ＴＯＴＯ ＴＨ７３７】
用意をしたのはＴＯＴＯのＴＨ７３７とＴＨ７３８です。どちらが合うのかは解体撤去した開閉バルブと見比べて決断します。
これが品番が分かっていたら簡単なんですが老眼なんで分かりづらいんです（苦笑）
【新品の開閉バルブ】
見比べた結果ＴＨ７３７を開封しました。間違っていたらそっと元に戻せば良いんです。
通水テストをします
【水湯どちらも交換】
水湯どちらも開閉バルブを取り付けたらハンドルを使って閉めて一旦通水テストをします。
【作業後の写真】
通水テストをして水湯がバッチリ止まったらハンドルを取り付けて作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか？ハンドルを取り付ける前ならもし開閉バルブが違っていてもやり直すのに手間になりません。
７３７が違ったら７３８って感じです。ワテは数々の飲食店の修理をしてきてるんで部品を常備してるんですがスタッフが持ってるかは知りません。
もし山川設備に依頼下さるなら【山川】をご指名下さい！現場からは以上です。