大阪市阿倍野区阿倍野筋より【厨房奥の水道の蛇口が取れた状態】って依頼が舞い込んできました。
レバーが外れて代わりのネジで応急処置をしてはったんですがいよいよ松本伊代…違った、いよいよレバーが固定出来なくなっての依頼みたいです。
TOTO TKJ33U3Rのカートリッジ交換で対応したんですが何でレバーが外れてカートリッジを交換するんか?
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着するとツーホール混合水栓の前に連れて行かれました。
このレバーがスッカスカになったってのが今回の依頼内容です。
止水栓を探す
とりあえず噴水になったら嫌なんで混合水栓には触らずシンク下の止水栓を探します。
外せるタイプの棚だったんで外してみると白色の止水栓が発見出来ました。
止水栓を閉めたら混合水栓の方を触ってみたいと思います。
混合水栓の分解
レバーを固定するネジが全く効いておらずスッカスカの状態になっていました。
こんな場合、TOTOの混合水栓はカートリッジ交換をすれば良いんです。
解体で1番気を使うのはカートリッジカバーの解体で綺麗な厨房だとモンキーレンチで簡単に解体撤去出来ますがきったない厨房だとパイプレンチが必要です。
ちなみにワンホール混合水栓の場合は更に難易度が上がって外せない場合があります。
ここまで来れば後は楽勝で余程の事が無い限り簡単にカートリッジは外せます。
本来ならば簡単に外せるカートリッジなんですが外れにくい場合は無理にこじって本体を傷付けない様にする必要があります。
本体とカートリッジの品番確認
TOTOに限らずこの時点でカートリッジが常備してる物と見比べれば同じカートリッジがあれば交換したら終いです。
今回の現場では品番シールが残っていたので自信満々で解体しましたが本来はこの確認を先にしなくてはいけません。
使うカートリッジはこちら⇒TOTO THYF7Rってカートリッジです。
カートリッジの取り付け
まっ、取り付けって言っても実際はこの時点では置くだけです。
カートリッジの固定はカバーで行います。
問題はこのレバーの取り付けでカートリッジに各ネジが付いてるんで合うヤツを選びネジを締めりゃ良いんですがちょっとコツが要ります。
って言ってもレバーを取り付ける前にある程度ネジをねじ込んどくだけなんですけどね(苦笑)
通水テストするぞ!
止水栓を開栓するんですが全体止水が出来るタイミングでこの止水栓も交換しといたら尚良いと思います。
今回の現場でも止水栓がかなりボケてて完全には水が止まりませんでした(苦笑)
また、泡沫もどっかに行ったのか無くなっていたんで水が暴れます(苦笑)
レバーの固定は?
勿論、レバーの固定は出来てるんですがネジ隠しの蓋までは持っていません(断言)
こんな感じで今回の作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?そもそも緩むハズの無いネジが緩んだのには理由があります。
恐らく混合水栓の水が止まりにくくなってレバーをギュウギュウ押し付けてたんやと思います。(知らんけどっ)
兎にも角にもカートリッジさえ交換しちゃえばレバーが固定出来る様になるんで交換しました。
レバーが外れたらレバーを買いに行くんではなくカートリッジを買いに行って下さい。
失敗して噴水になったら業者さんを探せば良いんです♪現場からは以上です。