大阪府東大阪市日下町より【マンションの敷地内の工事中 ミンチで掘削作業中に水道管を壊してしまった(水道管20mm)】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【チャットして水が出ない様に蓋をしてほしいとの事(昨日も別の場所を壊した)マンションの元が閉めれないので…】との事です。
(全文事務員さんが聞いた内容です)
聞いた事が無いワードがあったんですが山川設備の電話受付をしてるのは全く水道の事を分かってない女性(素人よりは知ってますが…)が慌ててるお客様の話を聞いてるんで『行ってみな分からんし、困ってる様子やから役に立てるなら何とかしてあげたい』って思ったんで現場に向かう事にしました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると地面から湧き水の様に水が出てきています。
これ、水溜りになってるから湧き水みたいになってますが水が溜まってなければまあまあの噴水状態になってるヤツです(苦笑)
良く見ると2箇所水が湧いてるんで手を突っ込んで水の出処を触りに行きます。
水道管は20mmって事は分かってたんでキャップをしたら良いんですが一旦水を止めなくてはキャップをのり付け出来ません。
昨日も壊して水道メーターかなんかで止水をしたらマンションのあちこちで『水が出えへん』って大騒ぎになったから現実的ではありません。
昨日頼んだ業者さんは今日は予定がいっぱいで行かれへんって断られたそうです。
止水方法は
昨日業者さんは油圧で水道管を挟んで止水する道具だか機械だかを使って止水したそうです。
ただ、残念ながら山川設備はその道具だか機械だかを持ってません(苦笑)
山川設備が対応出来るのはこの栗岡式 置コマ断水器を使った止水作業です。
断水コマを水道管の中に入れてふくらまし止水してその隙にキャップをのり付けするって作戦です。
止水してキャップ
断水コマを入れて止水出来たタイミングで周りの水を移動させて水道管にキャップをしました。
この先の配管はやり直しするんかどうかは未定との事です。
断水コマを入れて『これ継手やわ』って分かって少し掘って水道管を切ったんですが後から見たらエルボが割れて水道管が抜けたパターンでした。
ここから配管をやり直すならナットを外して断水器を入れて断水コマを拾い奥に移動させて継手を切ってチーズで配管するんか、はたまた昨日の業者さんの挟んで止水するパターンで配管するのかは分かりません。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?そもそもそんな案件が来るか分からないのに断水器を持ってたんがやっと出番がきました(笑)
13の水道管では何度もやった事があったんですが20、25の断水器は初めて使いました。
兎にも角にも2日連続で水道管を壊してはるんで『気を付けて下さい』って感じなんですが後何回やるかしら(笑)
現場からは以上です。