先日漏水調査及び水道修理を行った現場にある物を取り付けに行ってきました。
前回の作業【東大阪市 屋上漏水調査 漏水の疑いがある為、対応お願いします】
東大阪市中石切町の水漏れを修理した際に起こったウォーターハンマー現象が水道管が抜けた原因の一つと考えとある部品を付けに行ったんです。
ワテは使った事がない部品で存在も知らなかったんですが…
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
おさらいになりますが屋上に延びる水道管に水を供給してるのはこの水栓柱の二又蛇口です。
右のハンドルを閉めるとタイミングによってはウォーターハンマー現象が起こります。
このタイミングってのが微妙で屋上のエアコンの室外機に水をかける装置が作動してない時だけ起こるって感じです。
水道を止めて行く
まずは屋上に上がる水道を止めて行きます。ハンドルはいたずら防止の為に外されているんでアンギラを使って閉めて行きます。
前回の作業で水はコントロール出来てたんで時間短縮の観点からちゃっちゃとフレキ管ナットを緩めます。
屋上の水が抜けきる前にフレキ管ナットを緩めるんですから当然噴水ショーが起こります。
これが冬やったり屋内ならこのタイミングではフレキ管ナットを緩めるなんてせずに水が抜けるのを待つんですが…
ジャンジャン流れてる水は屋上の残り水なんでほっときゃ止まります。
ボンパミニを用意
今回取り付けるのはKAKUDAI643-402のボンパミニです。
このボンパミニ、スピンドル代わりの物もあって元請けの水道メンテナンス会社の担当者様はそれを推していたんですが取り付けに全体の止水をせなアカンかったからワテがこちらを勧めました。
箱からボンパミニを取り出します。パッキンも入ってるので便利なんですがフレキ管を外しているのでそちらの分のパッキンも用意しといた方が良いです。
ちなみに前回の作業でフレキ管パッキンは交換してたんで今回は再利用します。
ボンパミニの取り付け
フレキ管と水道管を繋いでたトコにボンパミニをかますって言えば伝わるでしょうか?
水道管にボンパミニを取り付けてフレキ管をボンパミニに取り付けって順番です。
このボンパミニ、注意点は下向きに取り付けてはいけません。必ず守って下さい。
ボンパミニの設置が済んだら屋上に上がる水を出してみます。(右側のハンドル)
前回の作業時にはウォーターハンマー現象が起こったんですが今回は起こりませんでした。
念の為に上側のハンドルも操作して水が出る事を確認しました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?暑い中暫く水栓柱の前で見てたんですがウォーターハンマー現象は起こりませんでした。
今回は屋上に上がっていないんで屋上のウォーターハンマー現象が直ってるのかは不明です。
そもそも元請けの水道メンテナンス会社の担当者様は屋上の水道管そのものの改修工事をしたがってたんでそこは見てみないふりをして次の破損を待つのかもしれません。
現場からは以上です。