岸和田市下松町より【鍋場と麺場の間 水道管から水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
連絡を受けたタイミングで岸和田市に行くとなると昼のピーク時にカチ合うタイミングになるからズラすかそのまま行くのかを尋ねると『高速乗って大至急』って事だったんで『こりゃヤバい噴水状況かぁ~?』なんて思いながら現場に急行しました。
飲食店の水道管は結構露出配管が多く何かをぶつけて給水管を折ったなんて話は少なくありません。
冷蔵庫や食洗機の下の給水管や給湯管をデッキブラシで掃除中にぶつけて噴水が酷くて全体止水栓を閉めて業者さんの到着を待ってるって場合は営業すら出来ません。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは水漏れの状況確認から
現場に到着して案内されたのはこちらで段違いシンクの下のフレキ管からボタボタと水漏れしてるのが見えました。
駄菓子菓子、この店舗はメインの給水管と給湯管から全てフレキ管で分岐させての配管だったんで、どのフレキ管からの水漏れなんかは調理台を退けて1本1本フレキ管を確認せなアカン位にひしめき合ってます。
時間帯が時間帯なんで営業時間中は厳しい事をお伝えして夜間作業に手配替え出来るのかを元請けの水道メンテナンス会社に報告します。
店舗内の止水バルブを閉めるにも脚立が必要で天井付近に止水バルブがあるのも合わせて報告しました。
製氷機の水漏れ確認
『ついでにこっちも見てくれる?』って言われて連れて行かれたのは製氷機前で話を聞いているとどうやら製氷機本体からの水漏れの様でした。
扉を開けて確認するとドアの付け根の方から水漏れをしてるみたいです。
これは製氷機のメーカー対応になる案件なんでメーカー名と品番を確認してメモを取ってもらい連絡してもらう様に段取りをしました。
恐らく製氷機のメーカーは入れ替えを提案してくると思います。
メーカー名はHOSHIZAKIさんで品番はIM-230DWL-1になります。
水道管の切り替えについて
店長さんと水道管についてアレコレと話をしてたんですが、この店舗は無駄にフレキ管を分岐させてるんで整理した方が良いとお伝えさせて頂きました。
って言うのもフレキ管はどうしても経年劣化があるからある程度は必要ですが最低限にしとかないと今回の様な事態になった時に判断が難しくなります。
まとめ
結局、閉店後に調理台を退けて給水管と給湯管を引き直してフレキ管を施工する話になったみたいです。
電気のタコ足配線も問題になる様に水道管も分岐の仕方を横着すると後が大変になります。
この辺は改装業者さんとメンテナンス業者さんは考え方が違うのでメンテナンス業者さんからアドバイスをもらって改装業者さんに指示をする方が良いと思います。
現場からは以上です。