大阪府枚方市香里ケ丘より【フレキホース／厨房作業台の下にあるフレキが破損 水が漏れてるんで修理して欲しい】って依頼が舞い込んできました。
飲食店のフレキ管の水漏れ依頼やから『恐らく止水栓もあるやろうし、立水栓の固定が緩みフレキナット部分での水漏れやろなぁ～』って考えて簡単に受けたんが運の尽きでした。
だいたい簡単に考えておいしい仕事やった試しがありません（苦笑）
さて、久々に夜間作業になったんですが、この現場がどんな感じやったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると予想してた規模の店舗ではなくまあまあのデカい規模の店舗でした。
【到着時の状況】
早速、店長さんに案内されて現場の状況を確認しました。
『なんじゃこりゃ！(笑)』
作業台にワンホールの混合水栓を取付ける様な穴が開いてて、そこからフレキ管が延びてて蛇口が取り付けられてました（苦笑）
水漏れ確認
【製氷機の横から確認】
製氷機の横から確認すると浄水器から作業台の穴に伸びるフレキ管がガムテープでグルグル巻きにされてて水がボタボタ漏れてる状況でした。
【作業台の穴からも確認】
ってか、『こんなトコからフレキ管って誰が施工したんやろか？』って感じです。
作業方針を考える
【作業台の裏は鉄板】
２２時閉店の店舗なんですが店長さんは時間がきたらすぐに帰るって言い出すからすっかりテンションは下がって良い絵が書けません。
作業台の裏側は鉄板で止水バルブをはじめフレキ管も見えません。
【製氷機との位置関係】
製氷機の横幅もあるんで横からでは手が届きません。
作業台の裏側の鉄板を『サンダーで切ったろか』とも思いましたが現実的ではありません。
とりあえず止水作業
【製氷機の下の写真】
製氷機の下から手を伸ばしてアンギラを使って止水バルブを閉めようとしました。
【一見閉まってる様に見えます】
何とかこの様に止水バルブを閉栓した感じに回せたんですが止水バルブがバカになってて水が止まりません。
結局、閉店時間を待って全体止水をする事にしました。
フレキ管の交換
【作業台をズラします。】
全体止水をして蛇口を外して作業台をズラしてフレキ管の解体撤去をしました。
【隙間からの作業】
浄水器を通してるのはこの蛇口と製氷機だけなんですが『ところで浄水器のカートリッジの交換はどないしてるんやろ？』って感じです。
【新旧のフレキ管比較】
新しいフレキ管を作って施工して行きます。
蛇口の取り付け＆ひと工夫
【とりあえず完成】
なかなかプライドが邪魔をして『こんな不細工なんは作りたくない！』って思ったけど出来ひん子に思われるんも嫌なんで結局、同じ様に施工しました。
【保温材を巻く】
作業台の穴に干渉して亀裂損傷が水漏れの原因やったんで保温材を巻いときました(笑)
まとめ
そんな訳でいかがでしたか？
結局、この蛇口が水漏れしてきたら全体止水をしないといけないんはそのまんまの施工となりました。
何か良い方法もあったんやろうけど元請業者が『とりあえず』っワードーを出し、店長さんも早く帰りたそうやったんでこれで終いにしました。
『まっ、何もせんと出張費だけで帰るよりマシか(笑)』