枚方市出屋敷西町より【キッチンシンク裏水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
依頼内容ではキッチンとなっていますが実際はモップシンクの裏側で水漏れが起こっていました。
皆様にお伝えしたいのは『立水栓の固定が緩んだら業者さんを呼ぼう!』って事です。
『どんな取り付けか知らん』って言われたら元も子もないんで『立水栓の固定がグラグラしたら業者さんを呼ぶ!』って覚えといて下さい。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して走って案内されたのはバックヤードにあるモップシンクでした。
『この下を覗いて下さい!ほらっ、ジャンジャン水が漏れてるでしょ?』そう言われてモップシンクの下を覗くと確かにジャンジャン水漏れしていました。
『止水栓かな?』って赤い部分をよく見ると赤いビニールテープがグルグル巻きにされてるだけでした。
個別の止水栓が無い事が判明したんで注意深く観察して銅管や!ってのが確認出来ました。
水でもお湯でもこんな感じの場合は止水する必要があります。ってか、止水されて困る時間帯に水道屋さんなんか呼んじゃいけませんよ(苦笑)
話を戻して…『給湯器はどちらにありますか?』って女性店員さんに聞くとどうやら屋上にあるらしく屋上への上り方を教えられ前に屋上に登った業者さんが忘れて行った脚立まで用意して下さいました。
『あぁぁ~高所恐怖症って言うタイミングを完全に逃した(苦笑)』なんて思いながらスゴスゴと屋上に上がり給湯器の止水栓を閉めて再度モップシンクに戻りました。
まずは止水栓を設置する
モップシンクに戻ると水漏れはバッチリ止まっていたんで給湯管とフレキ管を外してモップシンクを外しました。
ネジ部分に関与してる赤いビニールテープは剥がしました。
用意したのはナット付きボールバルブでお湯なんで紙パッキンも用意しました。
こんな感じでボールバルブを新設したら一気に走って屋上に上ります。先程止水した給湯器の止水栓を開栓する為です。
これで食洗機も使えますし洗い場シンクのお湯も使える様になりました。ここまでの作業で使ったのは5分以内、勿論、洗い場の人にもバレてません(笑)
立水栓の固定とフレキ管の交換
これでモップシンク以外は全て使えてるんでゆっくりと作業が出来ます。
フレキ管を外して立水栓の固定をし直します。
車に戻って新しいフレキ管の加工をします。ひょっとしたらフレキナットが緩んでただけかもしれませんが状況的に半々の確立だったんで新しいフレキ管を作りました。
ここら辺の判断は伊達に飲食店のメンテナンスをやってる訳じゃないんで間違ってないと思います。
先に立水栓にフレキ管を接続してからモップシンクを設置してボールバルブとフレキ管を接続させます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?段階的な判断としてボールバルブを新設して給湯器の止水栓を開栓して水漏れしてないんだから給湯管は水漏れしてないと判断して先に進んだんですが(苦笑)
次に立水栓の固定をしてからフレキ管を接続をしてるんですがシンクを外してるから潜ってる場合より確実に接続が出来てるのと新しいフレキ管なんで水漏れするハズもありません。
ラストのボールバルブとフレキ管の接続だけがちょっと狭くてやりにくかったんですが手は届いたんで供回りにも注意が出来完璧な施工です(自画自賛)
ここまで完璧ならいっそのこと排水蛇腹ホースもピッタリに切っとこうかとも思いましたがせっかく素人仕事で詰まり易い長さにしてはったんで次回詰まった時にお伝えしようと思います(余計なお世話はしまへん)現場からは以上です。