厨房内のグリストラップの流れが非常に悪い 詰まりの恐れがある

 

橿原市十市町より【厨房内のグリストラップの流れが非常に悪い。詰まりの恐れがある為、調査、修理お願いします。】って依頼が舞い込んできました。

 

現場に到着して通水テストをしてみましたが特に流れが悪いって症状はなかったんですが元請けの水道メンテナンス会社の担当者様が『一応ワイヤー入れとこ』って言ったんで入れときました。

 

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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着してグリストラップを見てみると特に溢れた様子はありませんでした。

 

 

下流側の蓋を開けてみると水位も正常でした。

 

 

点検口も開けたんですが見たい物が見えなかったんですぐに閉めて掃除点検口を確認する事にしました。

 

 

掃除点検口を確認するとバクテリアの塊でパンパかちんになっていました。

 

 

グリストラップの掃除点検口を確認したらこちらもバクテリアの塊がパンパかちんでした。

 

 

通水テストで押し込めんかなぁ～って暫く見てたんですが無理っぽかったんで通管作業する事にしました。

 

 

電動フレキシロッダーＣＲＥ

 

 

ここで電動フレキシロッダーＣＲＥの準備をしました。

 

 

先発に起用したのはブレードカッター５７です。

 

一応、異径グリスカッター５４も持って行ってたんですが油脂の塊じゃなくてバクテリアの塊やったんでこうなりました。

 

 

グリストラップから入れて掃除点検口に到達しました。

 

 

ブレードカッター７５で仕上げ

 

 

ある程度通水テストをしても問題が無さそうやったんでブレードカッター７５に変更しました。

 

 

グリストラップから掃除点検口、そして掃除点検口からの通管作業をしました。

 

 

途中で洗濯の排水も流れてきたんやけどジャンジャン流れて行ってます。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？

 

結局は流れが悪いトコを見る事はありませんでしたが元請けの水道メンテナンス会社の担当者様の指示で通管作業はしときました。

 

ただ、自分は流れが悪いけど詰まってない時は管内カメラ調査しながらフレックスシャフトでの管壁清掃が正解やと思います。

 

ブレードカッターの働きとチェーンノッカーの働きは全く違いますから…（笑）

 

現場からは以上です。