駐車場雨水管の詰まり 冠水して駐車場が水浸し状態になってます
奈良県田原本町より【駐車場雨水管の詰まり 冠水】って依頼が舞い込んできました。
聞いた話では『それを解消させるんが仕事なんやろな…』って思ってたんですがお客様は『見に来るだけ』って思ってたみたいです。
右京区で作業が終わった直後に連絡があって行くか行かないか迷いましたが息子に連絡したら『自分でご飯作れる』って事だったんで行きました。
そう、コロナで嫁はんが動けないんで自分がご飯の支度をしなきゃならんかったんで行くか迷いました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してみるとかなり大きな駐車場やったんですが真ん中のグレーチングの排水がされてないのかホンマに冠水してました。
真ん中の通路を境に片側だけが排水されてないんでヒントはもう片側の排水がどんな感じで排水されてるのかを参考にするしかありません。
会所桝を開けてみますがこの状態なんでこちら側からは何のこっちゃ分かりません。
どこかからどこかに抜けるんでしょうが出口がどこかさえ分かりません。
スラッジポンプで強制排水
どっちが上流側でどっちが下流側かさえ分からない状況なんで高圧洗浄機とスラッジポンプを使って強制的に水を抜いて行きます。
水さえ抜ければ排水経路の確認をする事が出来ると踏んだ訳です。
スラッジポンプで強制排水させて水位が下がるのを暫く待ちながら詰まってない側のグレーチングがどんな仕組みなんかを確認して行きます。
水中ポンプも持ってたんですがどうせ後から詰まり抜きもせなアカンからスラッジポンプで強制排水したんです。
後、駐車場の端で作業をしてたんですが意外に交通量が多いんで電気を使う水中ポンプは使いたくありませんでした。
高圧洗浄で詰まり抜き
ある程度水位が下がってくると3つあった会所桝の真ん中に排水管があるのが確認出来る様になりました。
上流側からの高圧洗浄になりますがこれに一縷の望みを掛ける事にしました。
まずは3分の洗管ホースにアサダ製後方6穴ノズルで洗管作業をするんですが何かに当たり洗管ホースが進みません。
さすればと1分の洗管ホースにシンショー製前方2穴後方4穴のウルトラマンノズルで作業をすると少し先に進めました。
ここで前方1穴後方6穴ノズルに変更して排水管を通管作業するんですが手応え的には『ペットボトルか?』って感じです。
ペットボトルならどこかに隙間がある筈なんで根気よく作業を続けているとズコッという音とともにキュゴーっと水が抜けて行きました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
排水管の高圧洗浄をしている辺りで『営業時間が…』ってけつかっちんみたいな事を言ってくるから『いや、今日で抜けなきゃもう来ませんよ』って言いました。
ホンマは…
『時間が超えたらお前が付き合ったら良いんやろがいっ!ワテが困ってるんじゃないお前が困ってるんやろがい‼』
って言いたいのをグッと堪えて作業を営業時間ギリギリに間に合わせれました。(危うく山川設備のイメージを下げるトコでした。)
いやぁ~今回はスラッジポンプに助けられました。
現場からは以上です。