大阪府大阪市西成区岸里より【厨房 高圧洗浄の見積り依頼】って依頼が舞い込んできました。
『見積り?値段決まってるやん?』って言ったら『そもそも高圧洗浄の必要があるんかの調査も含めて…』とか『2月に排水管を切り替えても流れが悪いらしいです』との事です。
水道メンテナンス会社からの依頼なんですが『ハッハ~ン、何か自社の作業員が行きたがらない理由があるんやな(苦笑)』って思いながら現場に向かいます。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
洗い場シンクの状況
現場に到着すると店長さんが対応してくれました。前回、水道メンテナンス会社が切り替えた排水管ってのが置き型グリストラップから排水管までの排水蛇腹ホースの施工やったらしいです。
『ココを太くしてもらいました!』って言ってはりましたが『排水蛇腹ホース太くなってる?』って思いました。
後、ドレンクリーナーで通管作業するなら何処からワイヤーを入れるかを確認しながら調査をします。
側溝側の確認
グリストラップの位置を確認させてもらおうと案内してもらったら先程の排水管の出口を聞けました。
左側に到達してるのが先程のシンクからの排水管だそうです。
んで、右側に到達してるのがもう一つのシンクのだそうです。
ここから高圧洗浄すれば良いんでしょうが駅構内の2階なんでエンジンタイプは低騒音ハイパワー高圧洗浄もポータブルの高圧洗浄機も現実的ではありません。
どうしても高圧洗浄にこだわるなら電動の高圧洗浄機しかないんですががパワー弱いんでバクテリアの塊だったら行けますが油脂の塊は厳しいと思いました。
もう一つのシンクの状況
先程の側溝右側に到達するんがこのシンクだそうです。
振り返って『結構曲がりがあるなぁ~』と位置関係を確認します。
このシンクも元々は違う場所にあった物を移動させたそうなんですが、移動させてからよく詰まる様になったそうです。
シンクの下の状況
こちら側のシンクの下の排水管も面白い配管になってたんですが、わざわざもう一つ排水管の立ち上がりがあるのに排水蛇腹ホースが二又になってました。
ここら辺は別の場所にあったシンクを移動させてるから排水管の立ち上がりが思ってるトコに立ち上がってません。
まとめ
高圧洗浄するのかドレンクリーナーで通管作業するのか、どちらにしても夜間閉店後の作業になるんで元請けの水道メンテナンス会社にやんわりと断りを入れました。
理由は簡単で駅構内なんで夜中にシャッターが閉まるそうでケツかっちんなんです。
順調に行けば良いんですがイレギュラーがあると時間内終わりません。
全く排水管の定期清掃もしてないそうなんで物凄い油脂の塊やと思うんですが…