大阪府八尾市沼より【厨房排水配管【至急】サービスエリアの排水詰まりで、水が溢れてきます】って依頼が舞い込んできました。
先日、ドレンクリーナーにて通管作業した店舗なんですが手配替えの業者さんを手配せずそのまんまにしてたのか再度詰まりを起こしたらしいです。
んで、緊急の業者さんを手配したそうなんやけど詰まりを解消出来ずに再度の依頼となりました。
一次対応した業者さん曰く、『サービスエリアシンクの排水ジャバラが挿してある立ち上げ排水管から溢れます。メイン管ではなく枝管詰りなので他から溢れは無い。6〜8m mのカンツールなどで問題ないと思う。12mmの本管に使うようなものは配管が破損する可能性があるとのことです。』ですって(笑)
昨日の夜に連絡があり今日の朝一番からの作業となったんですが、これがどんな感じやったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して昨日一次対応した業者さんの情報を元に調査をして行きます。
到着時にはサービスエリアの床は水浸しになってました。
サービスエリアのシンク下を覗くと特に水漏れした跡はありません。
試しに蛇口から水を出しても漏れてきません。
前回の作業で水が溢れてた製氷機下の排水管から水が溢れてきました。
前回の作業から10日持たなかった事になります。前回の作業はこちらから確認!
ドレンクリーナーで通管作業
前回とは違う排水管の立ち上がりからドレンクリーナーで通管作業して行きます。
前回の作業で一旦解消して、再発したんは予定通りなんですが、『昨日に来た業者さんは何で抜かれへんかったんやろ?』って思いながら作業をしました。
昨日の業者さんの言葉を全く信用せず10mmのワイヤーをチョイスしました。
ここの埋設排水管の油脂の塊は半端ないんで6mmのワイヤーや8mmのワイヤーでは完全に負けてしまいます(苦笑)
通水テスト
前回同様、サービスエリアの混合水栓にホースを繋ぎます。
ドレンクリーナーを使ってワイヤーを通してる排水管の立ち上がりまでホースを引っ張ります。
通水テストをしながら通管作業に切り替えます。
閉塞してた箇所は前回と同じ箇所でした。やはり高圧洗浄の必要があります。
グリストラップのチェック
ワイヤーの回転を止めて通水テストをしたまんまグリストラップのチェックをして行きます。
相変わらず汚泥の引き抜きはしておらず、グリストラップに大量のビニール片が流れ付いてました。
このビニール片が出口を塞いでたのか、今日の作業で流れ着いたのかは分かりませんが排水管は閉塞気味なんでちょっとしたきっかけで詰まります。
出口を邪魔してるビニール片はマイナスドライバーを使って除去しました。
全開の通水テスト
サービスエリアの混合水栓の水量が弱いので厨房の蛇口から水を取りました。
前回の作業よりは多くの水を使った通水テストになってます。
厨房の蛇口からの水量はなかなかのもんやったんですが水は逆流して溢れてくる事はありません。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?前回の作業後に『高圧洗浄機を使った洗管作業をすぐにした方が良い!』って言ってたんですが手配を怠った為に再発したって感じです。
29日に汚泥引き抜き業者さんが来るのは決まってるそうなんでそのタイミングで高圧洗浄すりゃあ良いと思います。
1日定休日にするなら山川設備が朝から徹底的にやっても良いんですが汚泥引き抜き業者さんを待たせる事になるんで両方一緒に出来る業者さんを呼ぶ様にアドバイスしときました。