FCU系統 ドレン管通管作業 縦管が落ち切ったトコで詰まってる
豊中市野田町より【FCU系統 ドレン管通管作業 縦管が落ち切ったトコで詰まってる】って依頼が舞い込んできました。
いつも商業施設のトイレ詰まりなんかを振ってくる元請け様が今回は公共っぽい案件を引っ張ってきました。
まあまあハードな現場でしたが元請け様が手伝ってくれたんでメゲる事無く最後までやり切る事が出来ました。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から

【到着時の状況 排水詰まり】
現場に到着して地下のピットに入って配管の確認をしました。
前業者さんがパイプを切って通管作業したそうなんですが詰まりが抜けず配管を仮止めしてました。

【穴も開けている】
排水管にも穴が開いてたんですが細い洗管ホースならって感じの細い穴でした。
多少の事をしても前業者さんが配管をやり直しはるそうなんで自分は持ってる装備で詰まりを抜くだけです。
管内カメラ調査

【新しく開けた穴】
管内カメラ調査をしながらフレックスシャフトで錆を削りたかったんで少し別の場所に大き目の穴をホルソーで開けました。

【M40 管内カメラ調査】
新しく開けた穴からM40を使って管内カメラ調査をして行く事にしました。

【サビだらけの配管】

【サビだらけの配管】

【サビだらけの配管】

【サビだらけの配管】

【サビだらけの配管】

【サビだらけの配管】

【サビだらけの配管】

【サビだらけの配管】
ラストの2枚が穴から上流側を見た写真なんですがサビで完全に閉塞していました。
また下流側もなかなかサビが落ちてるんでかなり長い経路の配管清掃をせなあきません。
フレックスシャフトでサビ取り

【フレックスシャフトK9-204】
ここからはフレックスシャフトK9-204とM40を駆使して排水管を閉塞させてるサビを削り取って行きたいと思います。

【管壁清掃中】
通水テストをしながら通管作業って訳には行かないんで取れるだけ取って突き進むスタイルでチェーンノッカーを回しました。
この辺の実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
【ドレン配管の縦管は鉄管で錆による閉塞を起こしてた😳】←YouTube

【通管作業成功】
何とか通管出来た様な手応えがあったんでチェーンノッカーを戻しました。

【サビだらけのチェーンノッカー】
戻ってきたチェーンノッカーを見るとエラい事になっていました。

【通管作業は成功してました】
ただ、縦管が覗ける様になったんで通管作業は成功です。
排水管の高圧洗浄

【ジェッターノズル】
下流側にサビを押し込みたいんでジェッターノズルを準備しました。
ちなみに車は地下の駐車場で車のエレベーターの隙間から高圧ホースを持って行きました。

【サビの量がエグい】
まずは上流側に突っ込んでサビを引っ張ってきたんですがエグい量のサビが引っ張り出せました。

【ピットの出口側】
次にピットの出口側から先程の箇所まで引っ張りに行こうとしました。

【サビが出てこない】
駄菓子菓子、15ⅿブッ込んでもサビのサの字も出てきません。
複雑な排水経路

【分岐があった】
ここで地下の配管に分岐がある事に気付きました。

【また穴を開けた】
分岐を洗管ホースで曲げれば良いんですがどうせ前業者さんが配管をやり替えてくれるんで自分はやり易い様にホルソーで穴を開けました。

【分岐を洗管作業】
まずはここから分岐の方を洗管作業して行きました。

【メイン管も穴開け】
ここでメイン管の方も穴を開けました。

【排水経路の確定】
メイン管を洗管作業してるとやはり到達しないんで管内カメラ調査をすると経路は有ってるが距離が足りてない事が判明しました。

【メイン管清掃】
そこでメイン管清掃には3分の洗管ホース20mにアサダ製後方6穴ノズルを選択しました。
ただ、3分の洗管ホースを中腰の姿勢で操れる筈もありませんでした。

【ステンレスホース】
そこで1分の洗管ホースで20mあるのはステンレスホースしか無かったんで久々に使う事にしました。
これだと楽々操れます。

【サビは全てピットへ】
あれだけあったサビを全てピットに流し込む事に成功しました。
仕上がりの確認

【上流側作業後の写真】

【鉄管との切り替え部分】

【仕上がりの写真】

【仕上がりの写真】

【仕上がりの写真】

【仕上がりの写真】
こんな感じでほとんどのサビをピットに落とし込めました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
1人でやったら嫌になってたかもしれませんが元請け様が横で見て下さってたんで何とか難航現場をやり切る事が出来ました。
前業者さんが配管をやり直すにあたってメンテナンスをし易い様にあれやこれやと注文を付けときました。
言った通りにやってなかったら自分は二度と行きません。
現場からは以上です。