駐車場 汚水槽が溢れてしまっている 高圧洗浄でとりあえず解消
高槻市より【駐車場 汚水槽が溢れてしまっている】って依頼が舞い込んできました。
汚水槽が溢れたって話なら本来はポンプの故障を疑ってその専門業者さんを呼ぶのが王道なんです。
今回は元請け様が『先に排水詰まりを疑って、そっちから調査対応してくれ』って事で山川設備に白羽の矢が立ちました。
それくらいポンプの故障より排水詰まりの可能性の方が高いんです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してすぐに溢れてるマンホールは分かりました。
この蓋には汚水桝って記載があり『これを何で汚水槽ってお客様は言ったんだろ?』って思いました。
汚水桝と記載のある蓋を開けて見るとタプンタプンの状態で一目見て詰まっているのが確認出来ました。
問題はこれが汚水桝なのか雑排水桝なのかなんですが自分は見た瞬間に『油脂の塊やな』って判断しました。
最終桝が近くにあったんで確認すると生きてたんで(詰まっていない)『何とでもなりそうやな』って感じです。
高圧洗浄機の準備
連絡を頂いた時点で『作業スペースを確保しといて下さい』ってお願いしてたんで一番近い場所に車を止めて低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備して行きます。
水道ホースをゴミ庫側から取ったんですがそちらにも排水桝があったんで開けてみると『あれ?こっちの方が下流側に見えるぞ』って思いました。
Uターンしてるのか45°もしくは90°で曲げてるのかこの時点では分かりませんからとりあえず最終桝からの高圧洗浄に踏み切りました。
実際の作業の様子
実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
【【閲覧注意】汚水槽が溢れてるって話だったがただの排水管詰まりでした😵】←YouTube
最終桝からの高圧洗浄ですぐに『違う』って判断してゴミ庫前の排水桝からの高圧洗浄に切り替えました。
今回は排水管が太いのと敵が油脂の塊だったんで3分の洗管ホースにアサダ製後方6穴ノズルで洗管作業からスタートしました。
これで詰まってた排水桝の水位が下がり状況が分かってきました。
ここからは店内の水道を全て全開にして頂き排水桝の油脂の塊を全て取り除きます。
溢れてた排水桝の油脂の塊を全て除去してから洗管ホースを2分に変更して超旋回ノズルに変更して排水管の壁面に付着する油脂の塊は全て除去しました。
溢れてた排水桝の油脂の塊はバールとランサーノズルで全て除去してます。
作業してたゴミ庫前の排水桝の油脂の塊を全て除去して作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
ゴミ庫前の排水桝からUターンをして最終桝に流れ込んでいくパターンでした。
灼熱地獄の中での作業で店舗の方も誰も見に来ない状況だったんで『依頼内容しか触らん』って感じで作業を終了させました。
動画を良く観ればゴミ庫前の作業をしてた排水管が2本ステンレスホースで付けられてた傷がある事に気付けたと思います。(せめて同業者さんは気付けよ…)
現場からは以上です。