大阪市北区梅田より【グリストラップに繋がっている排水口のパイプの詰まり】って依頼が舞い込んできました。
グリストラップに繋がっている排水口ってのがよく分からんかったんですが現地に着いて状況を確認した時に『なるほど、人によってはこれも排水口って言うんやなぁ~』って勉強になりました。
兎にも角にも入館手続きを端折って解決する任務だったんで大変です(苦笑)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場はルクア大阪の中にあるんでいつもの通りの駐車場に車を止めるんですが今日はいっぱいで40分程待たされました。
駐車場になかなか入れなかったんで『こりゃ山盛り人が居てんじゃね?』って思ったんでいつもなら手作りマスクに山川設備マスクの重ね着をするんですが今日はビビッてサージカルマスクを重ね着しました。
人混みがエグかったんで『断ったろかなぁ~』ってマヂで思ったんですが何とか店舗に到着して厨房内を調査して行きます。
床に土間排水口らしき物があり『ここからグリストラップに繋がっている筈で市販のワイヤーを入れたけど進まなくなりました』って話が聞けました。
初めて行く店舗だったんで排水経路はサッパリ分かりません。駄菓子菓子、責任者様がヒントを下さって店舗内にはグリストラップが2つある事が確認出来ました。
土間排水口?排水桝?を分解して手を突っ込んで排水パイプの径と数を調査します。
幸いこの土間排水口?排水桝?からは排水パイプは1本だったんで『ここからグリスカッター37を通そうかえ』って方針が決まりました。
車に戻って準備をするんですがこのタイミングで一旦お客様の受け入れをSTOPしてもらいました。(作業スペースが狭い為)
電動フレキシロッダーCREで通管作業
そんな訳で電動フレキシロッダーCREに10mmワイヤー8.6mをセットして通管作業をして行く事にしました。
一応、グリストラップが流れてない場合に備えて10mmワイヤーの20mも持ち込んでいたのはここだけの話です(苦笑)
お客様が『どの位の時間閉店してたら良いですか?』って言うから『上手く行けば数分、最悪の場合は今日の営業は諦めて下さい!』って言って作業を開始して行きます。
ぶっちゃけ作業時間ってやってみないと分からないんでこの質問は要らんです。
通管作業は成功!
作業を開始する事20秒、キュゴーって音と共に一気に水が流れて行きました。
時間帯責任者様が女性店員さんに向かって『作業を開始から20秒やで!』って言ってはりました。
褒められたら尻尾を振る作業員なんで(戌年生まれです)『取れるだけの油脂の塊は取っとこう!』って感じでグリストラップまでを通管作業しました。
グリストラップの確認
グリストラップの上に置いてある物を退けて蓋を開けると下流側でした。
『って事は…だから思ったよりもワイヤーが進んだんか!』ってちょっと納得です。
ワイヤーを入れた排水管は50なんですが埋設配管で75に変換してグリストラップに繋いであるのか?はたまた枝管だったんか?
とりあえずグリストラップにワイヤーは到達してました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?10mmワイヤーにセットしてたのはグリスカッター37です。
本来ならばグリストラップの排水管からもブレードカッター57を通したいトコですが元請けの水道メンテナンス会社経由の案件だったんで依頼内容の詰まりを抜いただけで終わらせました。
ってかメイン管があるんかなぁ~だとしたら掃除点検口を開けた方が良かったかしら(笑)
現場からは以上です。