大阪市東淀川区下新庄より【洗面台下排水詰まり】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと同業他社のパイセンが『お風呂、洗濯、キッチンは詰まってなくて洗面から高圧洗浄してんねんけど抜けへんねん！助けてくれ！！』って話です。
現場は二世帯住宅の２階で『ドレンクリーナーで通管作業してほしい』ってのが依頼内容になります。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
【洗面台下の様子】
現場に到着すると２階に上がってすぐのトコに脱衣場があり洗面台下の排水管に異径ソケットを刺して５０の排水管を繋ぎそこから高圧洗浄したのか高圧ホースが突っ込んだまんまの状態でした。(写真撮っときゃ良かった…)
そのままでも８ｍｍワイヤーなら通せると思ったんですが無駄な曲がりは通管作業の邪魔になるから念の為に元に戻してもらいました。
洗面台下の排水管立ち上がりは４０ｍｍ、８ｍｍワイヤーを通して曲がりが少なけりゃ１０ｍｍワイヤーも…そんな事を考えながらドレンクリーナーの準備をしました。
電動フレキシロッダーＦＲＥで通管作業
【電動フレキシロッダーＦＲＥで通管作業】
用意をしたのはこの子！電動フレキシロッダーＦＲＥで勝負をする事にしました。
いくら詰まりがキツいとは言え一般家庭の詰まり、しかも階段で２階に運ばなきゃいけないんで電動フレキシロッダーＣＲＥだと重いからこちらにしました。
【８ｍｍワイヤーを通して行く】
パイセンに『排水桝は確認したんか？』って言ったら『家の間隔が狭いから確認してない、お風呂も洗濯もキッチンも詰まっていない』って感じでした。
８ｍｍワイヤーを通して行くとすぐのＬだかチーズの曲がりがキツくスッと曲がってくれない。
そこを越えて何度か曲がりとも油脂の塊とも言えん手応えがありそこを越えた時に排水管の立ち上がりに溜まっていた水がスーッと抜けました。
『抜けたで！』イキってドヤ顔するワテにガッカリした顔をするパイセン(笑)
高圧洗浄と通管作業のコラボ
そのタイミングで再度パイセンに高圧洗浄をしてもらうとすぐに再発しました。
本来ならば通水テストしながら通管作業に切り替えて作業をするもんなんですが先程までパイセンが格闘してた高圧洗浄がそのままだったんで今回はコラボ作業をしました。
高圧洗浄でパイセンが再発させワテが通管作業、これを繰り返してるウチにやっぱ外の音が気になって溢れなくなったタイミングでワテは外を確認しに行きました。
犬走りを見ると普通に縦管があったんで排水桝を探しに行くと縦管はトラップ桝に繋がっていました。
パイセンに排水桝を発見した事を伝え、そのまま洗管ホースを下ろしてもらって排水桝から洗管作業をして縦管を洗管作業しました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか？洗面台下の排水トラップをパイセンが復旧させ通水テストをすると水がジャンジャン流れる様になりました。
外の縦管のヒビに気付いたんでパイセンが配管してる手元をやりながら見てました。
パイセン、パイセンって言ってますが本来ならば師匠の１人って感じです。
雨が降ってきたんで片付けをしてるパイセンを待たずに帰りました（苦笑）現場からは以上です。