大阪市東住吉区山坂より【キッチンの床から水漏れ 実は洗面化粧台の下からも水漏れ 階下漏水したらしい】って依頼が舞い込んできました。
この依頼、同業者のパイセンからの応援依頼なんですが階下漏水してるクセに7月29日に一報が入り8月7日に『17日に頼むわ!』と再度連絡が来て日程が決まり今日の作業になってます。
賃貸マンションなんですが管理会社は何故そこまでほったらかしにするんでしょ?
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
ウチの仕事だとだいたいすぐに来て欲しいって話になるんですが賃貸マンションの管理会社経由の仕事は自分の家じゃないからかまあまあの期間ほったらかしにするみたいです。
そもそも7月29日の連絡で日程はいつでも良いって解答してたんですが忘れかけてた8月7日に連絡がくる吞気さ(苦笑)
『ホンマに入居者様の都合か?』って思っちゃいます(笑)
さて、現場に到着して状況を聞くと『キッチンの下の床からと洗面化粧台の下の床から水漏れしてきます』って事です。
現在は使ってないとの事でキッチンの下を確認しても特に水漏れはありませんでした。
排水蛇腹ホースを外してみて排水管を確認すると40のVU管って事が確認出来ました。
洗面化粧台の下の確認
洗面化粧台の下の確認は同業者のパイセンがしてたんですが水漏れしてから全然使ってないとの事でこちらもこの時点では水漏れは特に見当たりません。
パイセンの見解では排水管の詰まりって事でキッチンの下も洗面化粧台の下も蛇腹ホースが排水管に差し込まれているだけで防臭キャップはおろかビニールテープすら巻いていませんでした(苦笑)
こちらも排水管は40のVU管だったんで一旦駐車場に戻って電動フレキシロッダーFREに8mmワイヤーにドロップヘッド小のセッティングを用意しました。
電動フレキシロッダーFREで通管作業
曲がりが少なかった場合の為に10mmワイヤーも持って上がってたんですが8mmワイヤーにドロップヘッド小のセッティングで速攻抜けちゃいました(笑)
ってか、『ホンマに詰まりか?』って感じで一箇所だけ当たりがあって10mワイヤーを入れたんですが手応えはスッカスカでした。
各所同時に通水テスト
浴槽に水を溜めて一気に流す通水テストをして同時に洗面は水を出しっ放しにして入居者様が確認、キッチンの水を出しっ放しにしてワテが確認、浴室はパイセンが確認ってな感じで通水テストをしてみたんですが何処からも逆流はしませんでした。
浴室の排水トラップに毛髪等が山盛りになってたんで入居者様に掃除だけお願いしました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?階下漏水って聞いてたんでわざわざ通水テストをして漏らしても面倒になるから最初に通水テストをしなかったから実際に排水詰まりによる逆流なんかは分からず終いです(苦笑)
また、あまりにも簡単に通管作業が済んだんでよくよく話を聞けばパイセンは管理会社の話だけ聞いて現調はしてなかったそうです。
ホンマに排水詰まりやったんやろか?現場からは以上です。