大阪府門真市新橋町より【厨房の手洗器のＰトラップ破損】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【厨房の従業員用の手洗器の排水トラップが破損して水漏れしている】って感じです。
排水トラップはＳタイプとＰタイプがあってＳタイプは床排水、Ｐタイプは壁排水になります。
今回の様な手洗器ならスティック管かキセル管の違いだけなんですが伝わりますかねぇ～？
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
依頼内容でＰトラップって答えが出てますが現場に到着するとまず排水トラップのパイプ径を確認します。
２５ｍｍなのか３２ｍｍなのかを確認するんですが山川設備はこんな修理をしょっちゅうやってるんで測ったりはせずパッと見れば分かります。
【到着時の状況 排水トラップ】
今回の現場ではこんな感じで排水トラップが外されていました。
もし自分達で修理をしたいなら排水トラップをこんな感じで解体撤去してホームセンターに持って行ったら２５ｍｍなんか３２ｍｍなんかハッキリします。
『えぇっ～！山川さん、そんな事教えたら仕事減りますやん！』って声が聞こえて来そうですが（苦笑）
【外れてる排水トラップ】
心配しなくても今回の現場ではパイプカッターが無いと排水トラップが作れません。
んで、『自分達で何とか』って人は『１円でも安く』って考えの人なんで仮に既製品がハマったとしてもすぐに水漏れが始まってしまいます。
山川設備に依頼してくる人はどこに頼むかじゃなく誰に頼むかを探して辿り着きはります。
排水トラップの交換
【排水トラップの交換】
外れてたんは片ツバ管とU管とキセル管だったので交換して行くんですが寸法の出し方が一つのキモになります。
元々付いてた排水トラップに寸法間違いが無ければ全く同じ寸法にカットすれば良いんですが山川設備ではキセル管から寸法を確認します。
キセル管の寸法が出たら片ツバ管を仮付けしてU管を当てて片ツバ管の寸法を出します。
今回の現場ではキセル管と片ツバ管の両方とも３００からのカットで寸法を出しています。
通水テストをしながら確認
【通水テストをしながら確認】
何度も何度もこの排水トラップの交換をやってるから時間的にもすぐに終わってますが自分達で修理するならホームセンターに行く事から始まるんで業者さんに任せるんが良いとは思いますがいかがでしょうか？
通水テストをしながら水漏れの確認をして行きます。
これが寸法を間違ってたりすると歪んで取り付ける事になり何度取り付け直しても水漏れは止まりません。
過去に何度もそんなお客様に出会っています（苦笑）
まとめ
そんな訳でいかがでしたか？ホームセンターに行く手間やらパイプ径の間違いリスクや長さ間違いの事を考えたら業者さんに任せる方が楽やし安全と思います。
よほど変わった排水トラップの交換じゃない限り山川設備では即日対応が可能です。
ただ、今までに何度か出くわしたんですが舶来物の排水トラップはなかなか入手困難です。
『見てくれはこだわれへん』って言うなら何とか出来ますが舶来物にこだわられるとお手上げです（苦笑）