大阪府岸和田市作才町より【厨房 手洗い器下 排管にヒビが入り水漏れしている】って依頼が舞い込んできました。
普通の使い方をしてればなかなかヒビは入らんから『恐らく手洗い器が詰まってトラップを外そうとして壊したパターンやろなぁ～』って思いながら現場に急行します。
もし、予想通りの展開なら２５の排水トラップか３２の排水トラップかどちらかの筈なんですが…
盆休み期間は材料屋さんもお休みに入るんで気になる事は早めに修理しとかないと材料が無くなります。
そんな訳でこの現場がどんな感じやったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
【到着時の手洗い器の状況】
到着した時には疲れ果ててフラフラやったんですが出迎えてくれた時間帯責任者の方が可愛かったんでちょっとやる気が出ました。
片ツバ管の養生テープを剥がそうとしてくれたんですが『そのままで分かるから大丈夫』って他の仕事をしといてもらいます。
【Ｕ管もビニールテープでグルグル巻き】
状況的にはこんな感じなんで片ツバ管とＵ管の交換をして行きたいと思います。
作業開始です！
【自動水栓のコンセントを抜く】
まずは邪魔になる自動水栓のコンセントを抜きます。止水栓を閉めても同じ事なんですがコンセントを抜くのに工具は要りませんから(笑)
作業中は水が邪魔になりますから必ず止水してから作業に掛かります。
【Ｕ管、片ツバ管を解体撤去】
片ツバ管を解体撤去して『やっぱ予想通りの展開やなぁ～』って思いました。
目皿にギッシリと毛髪とバクテリアの塊が詰まってました。
【目皿の異物除去作業】
細いマイナスドライバーとラジオペンチを駆使して目皿に詰まってる異物を取り出しました。
ちなみに普段なら言われん限り目皿が原因って気付いても掃除なんかしません。
排水トラップの加工施工
【Ｕ管を仮付けして片ツバ管を図る】
まずはＵ管を仮付けします。そこで片ツバ管の寸法を図ります。
せっかく排水トラップの交換をするんですからピッタリの寸法を出します。
【片ツバ管から取り付け】
片ツバ管のカットが済んだら仮付けしてたＵ管を外して片ツバ管を取り付けて行きます。
この片ツバ管の寸法の出し方ですがメジャーを使わず仮付けで出して行きます。
【Ｕ管を取り付け】
後はＵ管を取り付けてコンセントを差します。
【作業後の写真】
通水テストをして水漏れが無いかのチェックをします。
スティック管は敢えて触りませんでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか？
排水トラップも普段から脱着清掃をしてれば外しやすいんですが、目皿や排水トラップが詰まった時だけ外そうとするんは無理があります。
我々業者でも『あっ！これ触ったらアカンなぁ～』って感じる時があります。
そんな時は交換ありきの話をさせて頂きます。