SH381BA ダイヤフラムを交換したのに水漏れが止まらない
大東市大野より【SH381BA ダイヤフラムを交換したのに水漏れが止まらない】って依頼が舞い込んできました。
仲良しの同業他社さんから連絡があって『ダイヤフラムを交換したのに水漏れが止まらへんからYouTubeで検索したら山川さんの動画にヒットしたけどアレって直らないんですよね?』って言うから『直せます』って感じ。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると仲良しの同業他社さんが待ち構えてはりました。
一緒に入ってサッサとトイレタンクの品番確認もしました。
便器を確認してみると何本かの水が落ちてて便チョロ状態になっていました。
こうやって水が抜けるからダイヤフラムのシューシュー音が止まらないんです。
ダイヤフラムの交換
止水栓を閉めてトイレタンクの蓋と内蓋を外します。
外した排水弁を確認するとズルズルに溶けています。
これじゃ漏れる訳です。
パッキンは2枚でパッキン交換でお茶を濁す時もありますが金額的に僅かの差なんで排水弁ごと交換するのがベストです。
これを頑なにパッキン交換にして失敗してる人を何人も見てるからです。
パッキンがこうなる頃にはチェーンもヤバいですからね。
排水弁の品番は?
チェーンの調整をしてから新しい排水弁を取り付けます。
チェーンは一般的に4玉でセッティングして微調整したりします。
排水弁の品番はこちらです。
通水テストして作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
このトイレタンクに限らずボールタップがダメになったら排水弁やフロートゴムもチェックしましょう。
お客様側からの目線だとボールタップの交換の際に『フロートゴム、もしくは排水弁も一緒にしたら安くしてくれませんか?』って相談するのもいいかもしれません。
間違っても交渉は作業前にする事です。
現場からは以上です。