大阪市都島区東野田より【トイレ詰まり】って依頼が舞い込んできました。
トイレ詰まりで業者さんを探す場合、皆さん何を基準に業者さんを決めますか?
最近インターネット検索で見てると800円~なんて業者さんも出て来ました。
皆さん冷静に考えて下さい。最低賃金でも800円を超えているのにこちら側が出張してノロウイルスのリスクがあるのにその金額はあり得ません(笑)
話を戻して、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは状況確認から
お店に入って挨拶を済ませるとすぐに『ここも流れないんですけどトイレと関係がありますか?』って言われたんで『関係ない、関係があるんやったら洗い場シンクも使えてないハズや!』って言ってさっさとトイレに向かいます。
手洗いの排水詰まりをチラッと見たんですが依頼内容以外は全く興味がありません(笑)
トイレに到着すると鎖のバリケードでトイレは封鎖されていました。
早速中に入ってトイレの確認をすると既に便器から水が溢れたのか床は水浸しになっていました。
便器の横にバケツがあって汚水とスッポン(ラバーカップ)が入ってたんで『自分達でやろうとして必死のパッチやったんやろなぁ~』って感じです。
トイレの品番確認
トイレタンクの品番確認をするとTOTO SH371BAってタンクでした。
便器の品番確認をするとTOTO CS370って事が分かります。
ローポンプ作業を試してみる
ローポンプの準備をして吞気にスッポンとの記念撮影をします。
『しっかし狭いトイレやなぁ~(苦笑)最悪の場合掃除点検口からドレンクリーナーで通管作業するけどドアを閉めたら狭くて出来ひんなぁ~』
ローポンプ作業を開始すると手応え的には生理用品か尿取りパッドって手応えです。
結局はローポンプ作業で抜けたんですが今年1番手強いトイレ詰まりでした。危うく諦めて便器を外すトコでした(苦笑)
トイレットペーパーを流す通水テスト
バケツに入ってた汚水も流して十分に通水テストした後はトイレットペーパーを流す通水テストに切り換えます。
トイレットペーパーを流す通水テストをしてると最初は流れが悪かったんですが徐々に正常に戻りました。
ローポンプを洗いながら何度もトイレットペーパーを流す通水テストをして作業は終了です。
手洗い排水詰まり修理
トイレ詰まり修理を済ませて帰っても良かったんですが念の為に元請けの水道メンテナンス会社に報告をして本部様に確認してもらいます。
返事を待ってる間にスティック管と排水管の隙間から水を流して排水トラップが詰まってるのか?排水管の詰まりなんか?を確認してました。
現場の人達はあっちもこっちもってなりますがチェーン店の場合本部様がOKを出さなければ修理は出来ません。
U管を分解洗浄して排水詰まりは解消出来たんですが再度U管を取り付けると水漏れが発生します。
ナットもパイプもサビサビで分解するのも一苦労だったんで限界だったんかも知れません。
排水パイプの交換
んな訳で片ツバ管、U管、スティック管を交換しました。
横に掃除用のホースもあるんだからもっと掃除をすれば良いのに…
そもそも手洗いに色んな物を流すから詰まるんであって、ココは手を洗うだけにしとけば詰まる事はありません。
また、厨房内の手洗いなんでお客様が詰まらせた訳でも無く店員さんが犯人と思われます。
十分に通水テストをして交換した排水トラップから水漏れが無いかの確認をしたら作業は終了です。
まとめ
そんな訳でどないでしたか?依頼内容はトイレ詰まりだったんですが結局は排水トラップの交換までやりました。
作業費用の問題で本部様からのOKが出ないと作業は出来ません。
何故なら店員さん達がお金を払う訳じゃないんで何を言っても決定権はありません。
後からやったやらないにならない様に写真は多めに撮ってますがワテがお金をもらうのは元請けの水道メンテナンス会社なんでGOサインが出ないとやりません。現場からは以上です。