大阪府大阪市中央区道頓堀より【男子共用トイレが詰まっている 詰まり除去をお願い致します】って依頼が舞い込んできました。
山川設備に入ってくるトイレつまりの案件で洋式トイレの割合は99%になります。
これは単に和式トイレが少なくなったのもありますが、そもそも和式便器の詰まりの場合スッポン(ラバーカップ)で解消出来るからやと思います。
逆に言えば洋式トイレ用のスッポン(ラバーカップ)を使わず和式便器用のスッポン(ラバーカップ)でやった結果、業者に連絡するってパターンなんかなぁ~って思います。
ひょっとしたらローポンプが世に出回れば世の中からトイレつまりの案件は激減するんじゃないかなぁ~って感じる今日この頃です。
では、今回の現場ではどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると使用不可の貼り紙がありました。
出来れば外から鍵を掛けといてくれると100点です!
汚物は無いし水は綺麗んでトイレつまりの現場としてはラッキーパターンです。
水が引いてるから『生理用品の可能性は薄いなぁ~ってか既に解消してんじゃね?』って思いながら溢れない様に水を流してみます。
レバーを操作すると水が湧きあがるんでトイレつまりは確定です。
品番確認とローポンプ作業
店舗系の案件ではよく出会うTOTOのSH670BAのトイレタンクです。
SH系のトイレタンクは節水トイレなんでSタイプよりはトイレつまりの案件が多い様な気がします。
毎度おなじみのローポンプ作業から行ってみます。
山川設備では汚物やトイレットペーパーの流し過ぎによるトイレつまりの案件は95%の確率でローポンプ作業で解消させれています。
このローポンプ、皆さんはちょっと勘違いしてる人が多いんですが押す力はスッポン(ラバーカップ)の約4倍なんで圧力があるから解消させやすいんじゃなく、引く事がキモになってます。
事実今回のでも多くの現場でも引いて引いてポンッのリズムが1番解消出来ています。
トイレットペーパーを流す通水テスト
今回の現場も引いて引いてポンッのリズムで詰まりは抜けました(笑)
後はトイレットペーパーを流す通水テストを3回程度繰り返します。
ちょっと便器に流れる水の止まりが悪いから排水弁もズルズルなんかも知れませんが依頼内容と違うんで一旦スルーします。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
よく『ローポンプ作業で解消するんやったらスッポンでも粘ったらイケるんちゃうん?』って言う人が居てますが、その意見は不正解ではありません。
そもそも汚物やトイレットペーパーがホンマに原因ならいずれ溶けるんで抜けると思います。
『知らんけどっ!(笑)』
理屈的にはそうなんですが待ってる時間の無駄って思える人は山川設備にお任せ下さい。
あっ!ちゅう間に解消させますから(苦笑)