和泉市伏屋町より【トイレ排水【至急】大便器/フロア男子トイレ/詰まり 水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【詰まって流れない どこからか水漏れもある】との事です。
ざっくりとTOTOのトイレだという事は分かってるみたいなんですが詳しい事はこの時点では分かりませんでした。
『詰まって溢れさてた水なんちゃうか?』って思いながら現場に急行しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してトイレに向かうと入口ドアの注意喚起の貼り紙がしてありました。
大便器の故障って事なんで小便器は使えそうです。
早速トイレに入りレイアウトの確認をします。手前側に小便器がありその前に掃除点検口だか土間排水口の蓋があり奥に大便器ってレイアウトでした。
大便器を見るとフラッシュバルブのトイレでした。ウォシュレットの蓋にも貼り紙がしてあって使えなくしてはりました。
この時点で願う事は『絶対に便器を外したくない!』です。フラッシュバルブのトイレはそもそもが古く部品も常備してませんから脱着して水漏れが始まったら大変なんです。
トイレの品番確認
便器の品番を確認するとTOTOのC48SRって事が判明しました。このチェーン店ではよく見掛ける大便器です。
そこそこの水量を流さんとよく詰まる大便器なんですが詰まりの原因はフラッシュバルブにあったりします。
フラッシュバルブの上にある貼り紙が全てを物語るんですがレバーをポンと押すだけでは水量が足らない経年劣化が始まってる様です。
そこでフラッシュバルブの品番も確認しときました。TV750型なんですがこの品番のフラッシュバルブは販売終了になってて部品も調達出来ません。
詰まり抜きの様子
作業に移る前に掃除点検口の中を確認をしました。水は枯れてるし水位が上がった様子もなかったんで排水管の詰まりはなさそうです。
自信満々でフラッシュバルブのレバーをポンと操作するとやはり極端に少ない水量でした。
お陰で溢れさせる事なく水位が上がるのを確認出来ました。ゴポゴポと音がしてスーっと水が引いて行く状態です。
いつもの通りローポンプ作業で詰まり抜きをしました。手応え的には汚物かトイレットペーパーの流し過ぎで水量が足らずって感じでした。
通水テストをして行きます
確実に抜けた手応えがあったんでトイレットペーパーを流す通水テストはフラッシュバルブのレバーをギュウと操作をしました。
すると大量の水が流れジャンジャン流れる様になりました。フラッシュバルブのレバーの操作の違いで水量にかなり差があります。
水漏れ箇所を調査
後は水漏れ箇所を調査するだけなんですが床は一切濡れてなかったんでやりやすかったです。
フラッシュバルブのレバーを強く長く押し込んんだ時にピュッと根元から水漏れがありました。
この水漏れが無くてもレバー操作で水量が変わってる時点で何かしらの修理が必要なんですが(苦笑)
先程もアナウンスした様にこの品番のフラッシュバルブは販売終了してますから部品も調達出来ないんで合うフラッシュバルブを探して丸ごと交換するかトイレそのものを交換するしかありません。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?フラッシュバルブの交換するにしてもトイレの交換をするにしても営業時間外じゃないと全体止水出来ないんで山川設備ではやりません。
元請けの水道メンテナンス会社の担当者様に手配替えをお願いして作業は終了です。
現場からは以上です。