大阪府八尾市若林町のいつも行ってるパイセンが管理してる賃貸マンションの空室リフォームついでのトイレ水漏れ修理です。
便器をコーキング処理してるんですが床と便器の間からの水漏れを発見したとの事です。
『フランジから交換して内部金具も交換してくれ!』って感じです。
ちなみに『どの程度の水漏れなんかなぁ~』と水道メーターのバルブを開栓するとトイレからシャーって音が聞こえて慌ててバルブを閉めトイレを確認すると床が水浸しになってました(苦笑)やれやれです…
ではこの賃貸マンションの空室トイレをどの様に直したのか詳しく解説して行きます。
参考記事
【トイレ 便器と床の間からジワジワと水漏れしている】(本館サイト)
【大阪府大阪市中央区心斎橋筋 トイレ水漏れ修理 床と便器の間から水漏れ】(本館サイト)
トイレの解体撤去
《11/2》
このトイレを一旦外して修理するんですが壁はクロスの張替工事、床はCFの張替工事してもらった後に便器を設置する予定です。
勿論、トイレも洗いにかけるそうです。
内部金具で交換するものは全て外して洗いに備えて洗濯防水パンに一旦仮置きします。
このタイミングで床フランジも解体撤去しました。ついでに止水栓も交換しとこうかなぁ~(苦笑)
トイレの品番確認
《11/23》
随分と日にちが経ちましたが壁はクロスの張り替え、床はCFの張り替えが終了したとの事で本日続きの作業に行ってきました。
今回水漏れ修理をして行くトイレのメーカーはTOTOです。
トイレタンクの品番確認するとTOTOのS517ってタンクの品番です。
このトイレタンク、割れない限り部品交換でナンボでも水漏れ修理が可能です。
便器の品番確認するとTOTO C420の便器でした。
では、1つづつ水漏れ修理していきたいと思います。
トイレタンクの部品交換
内部金具はレバー以外は外してて、元同僚の下ちゃんがトイレタンクと便器をピカピカに洗いを掛けてくれたんで手は汚れません。
密結ボルトから取り付け行きます。トイレタンクと便器の間からの水漏れは密結ボルトのパッキンがボロボロになってナットが緩んだり、密結パッキンの劣化だったり、サイフォン管パッキンの劣化が多く、全てトイレタンクを外さないと交換出来ないんでこのタイミングで全部交換しちゃいます。
密結ボルトを取り付けたらボールタップの取り付けを先にします。
その後サイフォン管セットの取り付けをするんですがここがポイントです。
密結ボルトにプラスドライバーが刺せて、フロートゴムがタンクに干渉せず、サイフォン管とボールタップが干渉しない取り付けをしなきゃいけません。
便器の取り付け
床フランジを取り付けてフランジパッキンを置いてから便器の取り付けをします。
これで床と便器の間からの水漏れは直ります。
密結パッキンをトイレタンクに取り付けて行きます。
これでトイレタンクと便器の間からの水漏れは全ての部品交換してるんで止まります。
トイレタンクの取り付け
トイレタンクを便器に設置して固定が済んだら給水の接続をします。
今回はフレキ管を作らずブレードフレキで給水を接続しました。
後は通水テストをしながら水漏れのチェックをします。
元々の便座も後付けなんでしょうがガタガタなんで交換するそうです。
駄菓子菓子、このトイレのカラーと同じ便座は手に入らないから白で行くのかアイボリーにするかなんですがそれはパイセンが決めてやるそうです。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?TOTOのSタイプは優秀でほぼほぼ陶器部分を割らない限り部品交換で直せます。
『これだけの部品交換するならトイレを新しくした方が…』って思う人も居てるでしょうが、しょうもない節水トイレにするんならTOTOのSタイプに限っては部品交換をお勧めします。
排水設備が古いままで節水トイレを設置しても詰まり易いトイレが出来るだけなんで山川設備はお勧めしません。
これが床がコンクリートじゃなければ排水設備の移設をして節水トイレもアリやとは思うんですが(苦笑)
現場からは以上です。『あっ!パイセンいつもありがとうございます!』