トイレ水漏れ TOTO SZ441 ボールタップの途中からの水漏れ
門真市大池町より【トイレ水漏れ TOTO SZ441 (2021年12月11日)のブログ見て同じだった ボールタップの途中からの水漏れ トイレが古くて部品は無いがSANEIの部品で対応していたのを見た】って依頼が舞い込んできました。
【TOTO SZ441 トイレ便器にチョロチョロ水が流れている】(本館サイト)
最近はGoogle検索で業者さんを探すんでは無く、山川設備のホームページの検索バーで直し方を探してる人が多いみたいです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してこの写真を撮影してる時にもトイレタンクの中からチョロチョロ水漏れの音がしてました。
この時点でボールタップの故障はほぼほぼ確定って判断をしました。
便器を確認するとチョロチョロってよりはジャンジャンって感じの水漏れが起こっていました。
問題はボールタップの故障かフロートゴムの経年劣化か、またそのどちらもかの判別をして行かなきゃいけません。
止水栓を閉めてトイレタンクの蓋を外すとトイレタンク内はオーバーフローしてたんでボールタップの故障は確定です。
今回はトイレタンク内で水の音がしてましたし便チョロも確認出来てたんでこれは想定内でした。
トイレの品番を確認
山川設備の施工事例を見て品番を拾って下さっているんで品番確認は要らないんですがいつもの通り品番シールを写真に撮りました。
TOTO S441がトイレタンクの品番です。
便器の品番はTOTO CZ440でした。
フロートゴムの交換
さて、トイレタンクの水を抜いてフロートゴムを触ってみると手がまっくろくろすけになりました。
これでフロートゴムもかなり経年劣化してる事が確認出来たんでお客様に一緒に交換しとくか尋ねてOKを頂きました。
ボールタップとフロートゴムを解体撤去しました。フロートゴムの交換なんですがサイフォン管に残るゴム片は必ず拭き取る必要があります。
フロートゴムはSANEIのPH-92Xを取り付けました。
ボールタップの交換
新しいボールタップを取り付けました。
これまたいつものSANEIのV56-5X-13です。
左側に手洗いがありボールタップも左側なんで手洗いホースを加工する必要があります。
このタイプは手洗いホースがナットでは接続出来ないんでゴムに交換して接続しています。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?よく同業他社様が『何で専門的な修理方法を公開すんねんっ!』って言ってきますが自分の考え的にはDIYで修理しようとする人はそもそもが山川設備の顧客にならないんです。
僅かな工賃すらもケチる人は居る訳で自分でやって失敗したらおもろいやんって思っています。
そもそもボールタップの交換って厳密に言えば…
まっ、この話はおいおいします(笑)
現場からは以上です。
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