尼崎市七松町より【厨房グリストラップ詰まり 溢れてしまっている】って依頼が舞い込んできました。
早朝7:14に連絡が入り寝起きやったんですが飛び起きて現場に急行しました。
既に盆休みに入ってる業者さんも居てるのか?まあまあ慌てた感じです。
今回も電動フレキシロッダーCREで通管作業してる動画もコソッと撮ってるんでそちらも参考にして下さい(笑)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
依頼内容にもグリストラップの詰まりってあったんですが現場に到着するとかなり大き目のグリストラップに案内されました。
『どちらの方向に流れているんですか?』って時間帯責任者様に聞いたんですが聞こえないフリをされたんで多分知らんのやと思います。
とりあえずグリストラップの蓋を両サイド開けてみてシンプルに手を突っ込んで排水口の形状を確認します。
上流側と下流側さえハッキリしたら後はしめたもんです(笑)
この店舗で高圧洗浄機で洗管作業するなら夜中にやるしかないんで(バスが運休してから)電動フレキシロッダーCREで通管作業の一択なんですが一応外の排水桝も確認しました。
出口にバクテリアの塊があったんで『ここに出てくるんかな?』なんて思いながら駐車場に電動フレキシロッダーCREを取りに戻ります。
電動フレキシロッダーCREを準備
とりあえず電動フレキシロッダーCREで通管作業するんですが手をグリストラップに突っ込んだ感じでは排水管の径がそこそこあったんで10mmワイヤー20mを装着しました。
次にドロップヘッド大からブレードカッター57に変更しちゃいます。
通管作業をする前にバクテリアの塊を出来るだけ多く掬って行きます。
この作業をやっとかないと油脂の塊で閉塞気味やったらなかなか厄介な展開になっちゃいます。
電動フレキシロッダーCREで通管作業
グリストラップの出口側(二次側)にブレードカッター57を突っ込んだらいよいよ松本伊代!違った、いよいよ通管作業を開始します。
ここからは実際の作業を動画でお楽しみ下さい(笑)
【【閲覧注意】厨房グリストラップ詰まり 溢れてしまってる😫】←YouTube
どうでした?何か変な事を考えた人は勘違いしていますよ(笑)
一旦ワイヤーを戻します
動画のラストにあった様に排水桝を確認しに行ってブレードカッター57は到達してなかったんですが水はジャンジャン流れる様になりました。
実はワイヤーに目印があるんですがその目印からの距離を肌感で覚えておき一旦ワイヤーを戻して行きます。
これが排水管の径がいっぱいいっぱいなら排水桝まで更に進めてゆっくりと戻して行くんですが今回みたいに余裕がある場合はサクサク戻します。
ワイヤーを戻してみるとバクテリアの塊が絡み付いていました。まっ、我々業者さんはこれをイカって呼んでるんですけどね(ワテだけかも知れんけど)
ここでブレードカッター57からブレードカッター75に変更して再度同じ作業をして行きます。
基本的にはなるべく抵抗が少ない大きさの物で曲がりの数を把握し大きくして勝負を掛けます。
通管作業後の作業
グリストラップ上流側にある排水桝を確認して『ここもその内やな』って確認してますが依頼内容と関係ないんで今回は触りません。
(そもそも自分達で普段から掃除が出来る場所)
洗い場の蛇口を全開にして暫く水の流れを確認します。
次に水封の為の中蓋?を閉めて更に水の流れを確認します。
問題が無ければ作業は終了です。営業中の依頼なんで依頼内容さえ片付ければOKです。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?この店舗、しょっちゅう排水詰まりを起こしていて、その度に階下漏水させてるんですが絶対に排水管の定期清掃をしないみたいです。
しかもつい先日も冷蔵庫だか製氷機だかの排水詰まりを起こして他業者さんはそこだけ詰まり抜きして行ったそうです。
いつも『地下のお店に迷惑を掛けているからその内追い出されるんとちゃうか?』って思ってるんですがそうならないトコをみると下のお店も慣れちゃってるんかも知れません(苦笑)
現場からは以上です。
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