洗濯機排水水漏れ及びエラーにより運転せず 排水トラップの分解清掃
自分が趣味で訪れる日本一の湖がある地域より【洗濯機排水水漏れ及びエラーにより運転せず】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【排水系統詰まり確認等対応をお願い致します。】との事です。
エラーにより運転せずって依頼内容なんですが到着すると普通に洗濯機を回してはりました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認
現場に到着すると水が溢れたって話で行ってるのに洗濯機を回していました。
『すいません、洗濯機から溢れたんですよね?何で使ってるんですか?』
『使える時と使えない時があって今は使えてるみたいです。』
『使えてるんならもう良いんじゃないですか?』
『でも溢れたみたいやから…』
『使ってるんだから心配してはりませんよね?』
まっ、こんなけ詰めたら普通なら嫌われますよね(苦笑)
洗濯機にもこんなシールが貼ってるんだから糸くずボックスを設置してもいいのかもしれませんね。
まっ、誰もこんなシールを見てないんでしょうが(笑)
さて、現在の洗濯防水パンの状況はと言うとゆっくりは流れているのか特に溢れてる様子はありません。
この時点で洗濯機を使ってる事に相当カチンと来てたんで帰ろかなって思ったんですが深呼吸をして気持ちを落ち着かせ洗濯機をストップさせました。
さて、洗濯機の水を抜いてみると流れが悪いのか泡が流れず水位が上がってきました。
『いっそ溢れてくれたら良いのに…』って思いながら水が抜けるのを暫く待ちます。
洗濯機を退けます
狭いスペースだったんですが洗濯機が邪魔になるんで外しちゃいます。
排水蛇腹ホースが捻れていたんですがこれはそのまま外したからかもしれません。
排水トラップが泡だらけになってるんで流れが悪いのは間違いなさそうでした。
洗濯ホースから水を取って直接流してみてトラップを付けたままだとどの程度流れが悪いのかを確認します。
案の定、流れるには流れるけど何かスッキリしないって感じの流れ方でした。
排水トラップの分解清掃
とりあえず洗濯防水パンを洗いながら排水トラップを分解して綺麗に洗って行きます。
この時の注意点なんですが水道は出しっ放しにして溢れそうになったら水を止めるって感じです。
大抵の場合は洗濯排水のつまりって排水トラップに繊維質の異物が詰まっているだけです。
簡単に言うと排水トラップの分解清掃をマメにやってたらそんな簡単に排水つまりを起こすトコじゃないんです。
作業が完了してから一応洗濯機を回してみましたが正常に作動してました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?お客様にお願いしたいのは業者を手配するんなら使わずにちょっと待っとけよ!って感じです。
今回の場合、水を抜いたり脱水したり洗濯物を一旦出したり無駄な時間があるんです。
これ、業者が面倒なんもありますがお客様も修理時間が短い方が良いでしょ?
そう思う自分が気が短いんですかね?
現場からは以上です。
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