大阪府寝屋川市葛原より【ドリンクバー配管[本日対応希望] 排水ホースが外れて 排水があふれている状態です】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【DB(ドリンクバー)のシンクの排水ホースが壁を貫通してSA(サービスエリア)の排水口に繋がれているが、テープで固定されているだけで抜けやすい状態】との事です。
更に言うと【しっかり固定し直して欲しい。排水が流れたDBF(ドリンクバーフロア)とSA(サービスエリア)の異臭がひどいので、清掃もしてほしい】らしいです。
連絡を受けて思う事
そもそも排水ホースが何故外れたか?ってトコなんですが恐らく排水管が詰まって水が逆流して圧に負けて排水ホース外れたんやと思います。
排水管が詰まってたら高圧洗浄機を使って洗管作業するかドレンクリーナーを使って通管作業ってトコなんでしょうが営業中に可能なんか否か?
排水ホースは硬化してたら交換して防臭キャップを新設すれば固定も出来て排水管の異臭騒ぎも収まります。
問題は清掃…今までの経験則上、DB(ドリンクバー)は木で作ってるんで染み込んだ臭いは表向きの掃除をしても無くなりません。
そんな予想が当たってるのかどうかは現場で調査しないと分からんのですが『14:00~15:00に来てくれ』って感じなんで『今すぐ一旦閉店して修理すると言う考えはないんやなぁ~それまでのお客様は異臭の中で食事をするんや(苦笑)』とは思いましたが指定の時間に行くとします。
SNSで異臭を広められイメージが下がるなら一時的に閉店して直した方が良いと思うんですけど(笑)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
現場の状況確認
現場に到着するとドリンクバー下に段ボールが敷き詰められていました。
話を聞くと『排水蛇腹ホースが向こう側で抜けて水浸しになってしまった』そうです。
ビニールテープでちょっと引っ掛けているだけの状態でした。
排水蛇腹ホースの交換
まずは排水蛇腹ホースの解体撤去をして行きます。排水管は勾配が付きすぎる位ついてました。
また、排水管側はネジになってるんで恐らく元々はユニオンナットがあったと思うんですが…
シンク側は40、排水管側は50のユニオンナットで排水蛇腹ホースの施工をしました。
通水テスト
作業後に通水テストをしばらくしてました。
『仮に詰まってたとしても客席が近くて通管作業を出来る状況じゃないけどなぁ~』なんて思いながら通水テストを続け水漏れが無いかの確認をしました。
ドリンクバー下の清掃
依頼内容にドリンクバー下の清掃も希望みたいになってましたが、店長さんに聞くと『それは別で頼んでる』って事でした。
どちらにしても営業中には清掃なんて出来ません。
『閉店後に自分達で掃除したらタダですよ?』ってお伝えすると苦笑いされてました。
朝の6:00から人は来てて8:00まで作業出来るそうなんですが、普通に考えて早朝の清掃業者さんって高くないんですかね?
まとめ
作業後に元請け業者に連絡して報告すると『えっ?そう言う話なの?自分達で清掃すれば良いのに…』って感じだったんで『自分もそう思います』って答えときました(苦笑)
通常なら拭き掃除位は作業後にしたりするんですが半端ない臭いがしてて、すぐ側の客席に女性のお客様が座ってたんで排水蛇腹ホースの施工後すぐに扉を閉めました。
ドリンクバーの下の臭いは独特で慣れてる筈の山川設備ですら『ここの臭いはヤバい』って思いました。
そんな訳で排水蛇腹ホースの交換作業は終了です。