阪南市下出より【5/26修理してもらった水栓のレバーが空回りしている】って依頼が舞い込んできました。
昨日の夕方の作業中に連絡があって今日の朝一の対応となりました。
前回の作業はこちら
【シンクの水漏れと蛇口の取っ手外れ フレキ管の交換とレバー交換】
レバーのアダプターのギザギザをナメてたんで立水栓交換の指示が出て交換になりました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは状況確認から
現場に到着すると前回の作業でワテが交換した水栓レバーがグラグラになっていました。
厨房に居てる女性店員さん達は『何で?何で?』って言ってくるから『ギュウギュウ締め過ぎやねん!』って一喝してやりました。ナンボ何でも早すぎます(苦笑)
水栓レバーの分解
水栓レバーの分解をしてみるとアダプターのギザギザはほとんどナメて無くなっていました。
前回の作業でスピンドル、コマパッキン、そしてレバーを交換してるんですが本体のネジ部分が相当ヤバいのもあってか元々ギュウギュウ閉める癖があるのか…それにしても早すぎます(苦笑)
水栓レバーのアダプターの交換をしたら問題なく使えるんですが一応、元請けの水道メンテナンス会社の担当者に連絡をして報告をします。
水栓レバーのアダプターは4種類あってメーカーによって使い分けるんですが間違い様がありません。
立水栓の交換指示
コーキングをカッターで切ってシンクをズラして行きます。浄水器やフレキ管はその前に外しておきます。
シンクの左奥の足の側に給水管があるんで引っ掛けない様に確認しながらズラして行きます。
シンクを完全に前に出して立水栓の解体撤去をして行きます。この立水栓の交換はシンクの下に潜っても1人じゃなかなか難しいんです。
皆さん忙しそうに仕込み真っ只中やったんでシンクを外して1人でやる事にしました。
立水栓の取り付けとフレキ管の交換
まずは立水栓の取り付けをします。シンクの下からナットを締め込むんでこうやってシンクを外してやるとやりやすいし1人で出来ます。
止水バルブを閉める時にフレキ管の水漏れも気付いたんでそちらも交換して行きます。
ほぼほぼ同じ長さのフレキ管を作成しました。浄水器や他のフレキ管も外しているんでフレキパッキンは多めに用意します。
立水栓にフレキ管を接続してからシンクを元の位置に戻して行きます。
現時点ではフレキ管は立水栓とは繋いでますが給水管や給湯管には繋がっていません。
次にシンクの下に潜って各給水管と浄水器、立水栓の接続を行いシンクを復旧させて行きます。
接続が終わったら通水テストをして水漏れが無いかの確認をして行きます。
コーキング処理
マスキングテープを貼ってシンクと調理台の隙間にコーキング処理をして行きます。
コーキング処理をするとカビが生えたりするからワテは嫌いなんですが何か理由があってやってはるんやと思うんで原状回復させて行きます。
マスキングテープを剥がしたらコーキング処理は終了です。ぶっちゃけ開店前にやる仕事じゃないんですが夜間に再訪問はしたくないんでやりました。
まとめ
前回交換したレバーはアダプターの交換をして移植しました。スパウトが独特なLIXILのLF-14N-13って立水栓に交換しました。
このタイミングでミニセラ水栓に交換しといた方が良かったかもしれません。
急遽、立水栓を交換する事になったんですが作業が終了したのは開店20分前でした。
現場からは以上です。