奈良市柏木町より【トイレ排水【至急】1週間前に修理お願いしましたが、また詰まりました】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【男子トイレ大便器1つ、女子トイレ大便器1つ、多目的トイレ1つ、従業員トイレ大便器1つ、使用不可】との事です。
更に言うと【隣の施設の管理人も立ち会わすから詰まり抜きと説明をしたって下さい】ですって(苦笑)
『だから言ったよね?ワテはちゃんと説明したよね?』って元請けの管理会社に山盛り説教をして平謝りさせて現場に急行しました。(行くんかいっ!)
そう、『トイレがぁ~詰まるとぉ~胸が弾むわぁ~♪ローポン、ワイヤー、高圧!だって通管業者だもの♪ワンツーワンツーアタックぅ~♪』って歌っていた事はここだけの話です(笑)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
参考記事
【トイレ排水【至急】客席トイレ全部:詰まり 修理お願いします?】
まずは状況確認から
現場に到着すると真っ先に合流桝の確認をしに行きました。既に隣の施設の管理人も到着してたんで説明したんですが???の顔をしています。
『管理人ってただのオッサンやないかいっ!』って思いながら『分からんねやったらメモくらい取ったらどうですか?これ大問題になっても知りませんよ?』って言っちゃった(∀`*ゞ)テヘッ
男子トイレ大便器を流してみると流れるには流れるって状況。
店長さんに状況を説明してもらうと今朝は溢れそうになったとの事です。
トイレからトイレットペーパーを流す通水テストをして合流桝の確認をしに行くとこんな感じでした。
( ´ー`)フゥー...『やっぱこの下流側の洗管作業をせなアカンねやけど前回も20m入れてるもんなぁ~』
高圧洗浄機を準備します!
今回も前回と同じ様にしか装備の問題で出来ないんですが低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備します。
前回から1週間ちょっとなんで準備もサクサク進みます。もはや隣の施設の管理人はただただワテを見つめるしかする事はありません。
高圧ホースを伸ばして合流桝に向かいます。
洗管ホースと高圧ホースをバルブを挟まずに直結にして40m入れたろか…ってほんの少し考えましたが隣の施設の管理人も頼りないし、元請けの管理会社も頼りないし、店長さんも頼りないからワテ1人だけリスクを負うのは馬鹿らしいんで止めました(苦笑)
洗管作業を開始!
『そもそも逆勾配って事は考えられんかな?』って考えも無くはなかったんですがワテの持ってる管内カメラは20mも無いんで確認のしようがありません。
この排水桝も水が溜まっていたんですが順調に流れ始めました。
とりあえずトイレが使える様になった
とりあえずトイレが使える様になったんですがこの合流桝から20m先は洗管ホースが届いてないんで早急に対処しないといけません。
合流桝にはやはり多少の水が残るんでこのままほったらかしは怖いです。
まとめ
そんな訳でどないでしたか?装備の問題で山川設備ではこれ以上の作業は出来ません。
そもそも依頼元の店舗さんの問題でもないんですが店長さんが適当過ぎます。
本部に話を上げれば隣の施設側との話で通管作業の費用も要らなかったかもしれません。
また、元請けの管理会社にも責任があるので、より凄い装備の業者さんを手配してもらって作業は終了です。現場からは以上です。