大阪府大阪狭山市池之原より【ウォーターディスペンサーの給水の止水栓の交換をお願いします。機器を入替した際、止水栓が閉まらなかったため】って依頼が舞い込んできました。
話があった時に『全体止水が必要やと思うんやけど営業中に?』ってお答えしたんですが『とりあえず現調してくれ』って事でした。
『絶対に夜間の閉店後の作業が良いと思うんやけどなぁ~』
勿論、山川設備は行かない方向で提案してましたが(苦笑)
ウォーターディスペンサーの写真やら図面データも送ってくれてましたが…
『いやいや、ウォーターディスペンサーの写真は要らんねん!』
『図面データも要らんから止水栓周りの写真プリーズ!』
んなやり取りをしてたら送られてきた写真がこちら(苦笑)
肝心要の止水栓!(粗品風のツッコミ入れてます)
いや、どない言っても行かせるつもりなんやわって感じて諦めて『とりあえず見に行ってきます…』って現場に向かいました。
『行くからには絶対に全体止水をしてやる!』って思ってたのはここだけの話です(苦笑)
到着して現調開始
まずは現場に到着して水道修理に来た事を説明します。
駄菓子菓子…
バイトばっかりでトラブルがある事すら知らない子ですね(大汗)
そこである事を思い付きました!『ウォーターディスペンサー何処?』って質問すると案内してくれました。
飲食店の厨房なんであちこちにフレキ管があるんですが…
予想では止水栓のツマミが割れて無くなって閉められへんだけかなぁ~って思ってましたがツマミもありました。
早速、フレキナットを少し緩めて止水栓がバカになってるんか確認します。
結果、止水栓がバカになってるんが確定!
ちっ、全体止水するか…
止水栓の捜索
バイトばっかりの時間帯やったんで『止水栓の場所分かる?』って聞いても反応無しなんで自力で捜索するとします。
う~ん、草むらの中に居てました(苦笑)これ、恐らく検診の人だけが知ってるんとちゃうやろか?
地震等で水道管が破裂した時に備えて止水栓の場所と閉め方は店舗で働く全ての人に共有しといた方が良いんやけどなぁ~
止水栓を新設
実は厨房内の対象の止水栓を見付けた時点でボールバルブとパッキンを側に置いてました。
外の止水栓を見付けた時点で全体止水を敢行しました。
店舗内に戻りバイト君に『どれでも良いから蛇口ひねってみ?』って指示を出して『あれっ?水が出ないっす!』って言ってる間にシレっと作業をしました。
僅か5秒でバルブの上にボールバルブを新設してシレっと外に出ます。
猛ダッシュで水道メーターまで行き全体止水を開栓しました(苦笑)
店舗内に戻るとバイト君が『水が出る様になってます!』って不思議そうな顔をしてる間に各所の通水テストをして行きます。
よしっ!バイト君以外には全体止水をバレてない(笑)
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?なかなかリスクのある事やってるでしょ(笑)
勿論、水道メーターの止水栓を見付けた時点で本部様には連絡して許可は得てるんですけどねぇ~
山川設備が判断するなら間違いなく閉店後の作業にしてます(苦笑)
上手く行ったから良かったものの何かあったら午後の営業がストップする可能性もありますから。
営業中の全体止水はホンマに怖いです。