大阪市北区曾根崎新地より【店舗内に入ると床が水浸しになっていた。どこから漏れてるかは不明】って水漏れ修理の依頼が舞い込んできました。
お寿司屋さんから管理会社経由の案件なんですが何の水漏れか分からず『厨房内の水道設備の水漏れだったらなおせるんだけどなぁ~』って思いながら現場に向かいました。
ちなみに山川設備ではエアコン関係の水漏れは直せません(キッパリ)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは水漏れの状況確認から
現場に到着すると板前さん達が口々に『ここら辺のどこかから水漏れしてるみたい』って厨房内に入らせて頂きました。
『うぉ~遂にこの店の厨房内に入ったか…』なんて思いながら緊張しつつも厨房内をキョロキョロします。
自分も16か17の頃から曾根崎新地の料亭で修行をしててこの店の修行は厳しいって聞いた事があったんで本能的にビビってました(苦笑)
《そう、元々は板前修業をしてたんですワテ(笑)》
話は戻って…洗い場シンク辺りで板前さん達がここら辺って言ってるんで床を見てみると濡れてました。
どうやら奥の方から水が流れて来てる様なんでシンクの下の棚を外して状況を見やすくしました。
フレキ管の水漏れを発見!
よく見るとフレキ管からポタポタと水が漏れてるのが確認出来ました。
『とりあえず厨房内で水漏れが起こってる事は確認出来たぞ。後はどこからの水漏れかを確定させよか!』この時点でとりあえず水道屋が直せそうな水漏れって事は確認出来たんで内心ホッとしています。
どうやら水が上から伝ってる様な感じです。
潜った状態で上を見てみると水栓側のフレキナットからの水漏れって事が判明しました。
この水漏れが店舗の床を濡らせた水かどうかは分かりませんが漏れたらアカン所の水漏れなんで修理して行きます。
漏水調査は原因を1つづつ直して可能性を消す方法が1番手っ取り早いです。
フレキ管の解体撤去
止水バルブを閉めて片ナットチーズの部分からフレキ管ナットを解体します。
解体は下から上に、取り付けは上から下にがやりやすいです。
続いて水栓側のフレキ管を解体撤去して行きます。このシンクの裏側はスペースが広かったんで楽々解体撤去が出来ました。
『いやぁ~どこのシンクもこんなにスペースがあればシンク脱着作業はなくなるのに…』って思いながら解体撤去してました。
そんな訳で無事にフレキ管の解体撤去をしてそれを持って車に戻ります。
同じ長さのフレキ管を作ってからお店に戻りました。
フレキ管の取り付け
新しく作ったフレキ管を片手に颯爽と厨房内に戻り洗い場シンク下に潜ります。
水栓側の部材にフレキ管を接続して行きます。
続いて片ナットチーズ側にフレキ管を接続して行きます。周りの他のフレキ管もサビてる部分がありましたがお店のオープン時間が迫っていたんで注意喚起だけしました。
止水バルブを開栓して他にも水漏れが無いかの確認をします。
まとめ
そんな訳でどないでしたか?今回の現場では板前さん達が協力的である程度水漏れ箇所が絞れたんで割と早く原因を特定出来ました。
到着からお店のオープンまでの時間が少なかったんで助かりました。
この水漏れを修理して床を拭き掃除した後は床が濡れる事は無かったんで大正解でした。
現場からは以上です。