大阪府八尾市小阪合町より【女子トイレの手洗い場が水漏れしている】との依頼が舞い込んできました。
飲食店の話なんで14時~16時のアイドルタイムに(理由は知りませんがこの時間帯をそう言います。)って事だったんで14時めがけて行きました。
到着したのは10分前で暫し休憩しながら妄想タイムです。
はてさて、手洗い場の水漏れって何の水漏れなんかなぁ~?って考えてたら10分なんてあっという間です。
では、いつもの様に解説したいと思います。
まずは状況確認
到着して女子トイレに案内されると分かりやすい状況でした。
右も左も排水パイプから水漏れしてたんですが右は使用禁止にして、左はバケツで受けてました(苦笑)
排水パイプに亀裂が入っての水漏れなんですが、ピンホールはあり得ると思うんですが亀裂は物を当ててしまったか?排水パイプを外そうとしたのか?兎に角こんな感じの亀裂は普通に使ってたらあり得ません。
左はピンホールなのか?安物のガムテープでくるっと巻かれてました。
さぁ~て、どちらから修理して行こうかなぁ~って思いながら駐車場に戻って材料を用意しました。
排水パイプの交換
恐らくどちらもU管とスティック管を交換したら良いかなぁ~って思い2セット用意していざ修理開始です。
まずは排水パイプを解体撤去していくんですがここは女子トイレなんで手早く修理しないといけません。
理由は簡単で男子トイレなら問題ないんですが女子トイレで入ってこられると普通の女の人はビックリされます。
あれ、山川設備は傷つくんですよねぇ~(苦笑)
U管は既製品なんですがスティック管は既製品だと寸法が長いんでカットします。
長いのは切れば良いんですが短いのは繋いだり出来ないんで既製品より長いパターンは高く付きます。
こんな感じで左側の排水パイプは完成です。
このタイミングで学生さんが入ってきたんですが全然ビックリしなくて普通に個室に入ろうとするから『あっ!おっちゃんちょっと出るわ(笑)』って一旦外に出ました。
案外若い人も平気なんですね(苦笑)
気を取り直して再開
さて、学生さんがペコリと頭を下げながら出てきたんで作業を再開します。
左にあったバケツを右に持って来て排水パイプの解体撤去をして行きます。
こちらもスティック管をカットしましたが寸法も違うしそもそも取り付け角度が違います。
U管とスティック管の接続部分は真っ直ぐってのが鉄則で新しい物に交換した直後なんかは水漏れしませんが古くなって詰まり除去で脱着する時は注意が必要です。
まとめ
そんな訳で無事に排水パイプの水漏れ修理はU管とスティック管の交換で対応しました。
冷静に考えて左右セットで同時に排水パイプの亀裂って考えられないんで何かしらの原因があると思います。
それよりも手洗い場下の掃除用の蛇口が水漏れしてるんは皆さん気付きましたか?
スパウトを上に上げて白いトレーで受けてるんに気付いた人が居たらマニアに認定します(笑)
山川設備の本館サイトを閲覧してる人はマニアが多いんですが別館を閲覧してる人はどうなんやろ?
あっ!山川設備の本館サイトはこちらからどうぞ!マニアックな施工例があります。