大阪府大阪市天王寺区上本町より【1F 女子トイレ 洗面台の水が排出されない】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【多分、排水の詰まりやと思います】って言ってます。
水道メンテナンス会社経由の案件なんですが受付する人によっては依頼内容が全く違うって話があります。
今回の現場も依頼者と水道メンテナンス会社の意思の疎通がちゃんと出来てたらメーカー案件だった筈です。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると、この店舗に行ったら毎回顔を合わせる店員さんが案内してくれました。
話を聞くと『自動水栓から水が出ない』との事です。
『えっ?水が出ない?ほな、メーカー対応ですやん(苦笑)』そうなんです、水道メンテナンス会社経由の案件で自動水栓の故障修理はメーカー対応なんです。
いたずらで止水栓を閉められてる場合もあるから洗面台の下にある止水栓を確認しようと思ったらBOXに囲まれてました。いたずらの可能性は0です(苦笑)
鉄板で囲われているBOXを外すと止水栓が出てきます。
念の為に回してみると全開だったので自動水栓の故障が確定です。
洗面台の品番確認
メーカー手配するのに必要な情報を集めます。
洗面台の品番確認をするとTOTOのROMANCIAってのが確認出来ました。
メーカーは写真を撮って送ったら自分達で判断しはるんで自動水栓の写真も撮りました。
シリーズ名はアクアオートなんですが販売終了になってる商品なんでメーカーが部品を持ってなかったら水栓の交換になります。
ちなみにメーカー勧める取替え品はTENA40AW を勧めると思います。
念の為に定価は¥68300(税別)やからまあまあ高く付きます。
止水栓周りの確認
山川設備でも自動水栓の交換は出来るんですが元請けの水道メンテナンス会社に横取りされます(苦笑)
たまに『やって下さい』って言ってくる事もあるんで一応止水栓周りの確認もしておきます。
止水栓周りを見ると『恐ろしいぃ~サビ散らかしてるやん!これ解体する時に折れへんか?』って感じの止水栓でした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?止水栓BOXを元通りにして調査は終了です。
元請けの水道メンテナンス会社に写真を送って報告をしました。
TOTOの自動水栓の故障修理を考えるより交換を考えた方が結果的に安く付くんですが…
現場からは以上です。