大阪府堺市南区鴨谷台より【ディスポーザから水漏れするので、ディスポーザを外して普通の配管にしたいんです】って依頼が舞い込んできました。
1度問い合わせがあってディスポーザから普通の排水栓に交換する為の必要事項を案内してたんですが『管理組合の許可も取ってます』って再度連絡を下さいました。
ちなみに山川設備はディスポーザからディスポーザの交換はやってません。
また、ディスポーザから普通の排水栓に交換はしてますが必ず管理組合の許可を取ってもらってるお客様の依頼しか受けてません。
まず、管理組合の許可をご自身で取って下さい。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると見た事の無いディスポーザに出会いました(苦笑)
至る所から水漏れがありディスポーザを交換するのか?って事であれこれ調べた結果、普通の排水栓に交換するって選択がある事を知ったそうです。
ただ、このディスポーザってのは厄介でお客様が普通の排水栓に交換したいと思っても管理組合の許可が出ないと勝手に出来ません。
黙ってやっても排水管の定期清掃時にバレるんです。
品番確認するとINAX BNF-100 キッチン ディスポーザ ランドミルってのが付いていました。
もし、水漏れ修理がご希望ならINAXに連絡したら良いんやと思います。
寸法の確認
新しい排水栓に交換するには寸法の確認をする必要があります。
この寸法が特殊な場合は交換は出来ない場合があります。
幸い、180だったんで次のステップに行きます。
新しい排水栓に交換した後には排水管との接続があるんで高さの確認をして排水栓を決めます。
この辺の判断は勾配の問題があるから慎重に調査をして行きます。
ディスポーザの解体作業
まず最初にコンセントを抜いてからディスポーザを解体して行きます。
シンク側の解体をこじったりして傷つけると新しい排水栓に交換しても水漏れ修理出来ないんで注意が必要です。
解体撤去したディスポーザを一旦バケツに入れてます。
ディスポーザ用の排水設備なんでここから一部排水設備も解体します。
排水設備の切り替え
分譲マンションなんで排水管の定期清掃もあるから掃除点検口もあるんですが、直管にするか排水蛇腹ホースにするか随分と悩みました。
って言うのも直管にしたら曲がりが2つ出来るんでシンクから高圧洗浄してくれる業者さんなら良いんですが掃除点検口からする業者さんならちょっと嫌だなって思ったんです。
排水栓の取り付け
新しい排水栓を取り付けして排水蛇腹ホースを施工しました。
排水栓と排水管をユニオンナットを使って接続するパターンの施工です。
洗面器に水を溜めて流す通水テストをして確認をして、バケツに水を溜めて流す通水テストをして排水栓に水漏れが無いかの確認をしました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
ディスポーザから水漏れを発見したら管理組合か管理人さんに相談してみて下さい。
ご自身のマンションの約款も確認するのも良いんですが相談した方が早いと思います。
もし、ディスポーザを修理したいんなら管理組合や管理人さんに手配してもらうかメーカーさんを調べて依頼したら良いと思います。
ディスポーザからディスポーザに交換する場合も同じ手順です。
ディスポーザから普通の排水栓に交換する場合も必ず管理組合の許可を得ないと山川設備が対応出来ません。