大阪府大阪市淀川区十八条より【トイレタンク内で水漏れしている音がする】って依頼が舞い込んできました。
これが意外にややこしい経路での案件で実際にどんな経路かハッキリと分からないんですが管理会社様経由の工務店様経由の水道メンテナンス会社様経由の案件となります。
ねっ?ややこしいでしょ(笑)
まっ、そんな話は置いといて、『トイレタンク内で水漏れしている音がする』って事だったので『恐らくボールタップかなぁ~?』なんて思いながら現場に急行しました。
そんな訳でこの現場がどんな感じやったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
ブログを更新してる最中に気付いたんですが、最近撮ってたタンクの品番シール撮るんを忘れてました(苦笑)
現場に到着すると『今も音してるから聞いて!』って言われたんで聞いてたらポチャポチャ音がトイレタンクの中で聞こえる様な聞こえない様な…
換気扇を止めてもらったらハッキリと聞こえたんですが女性の人は音に敏感です。
トイレタンクの中をチェック
ちなみに見る人が見れば分かると思いますがINAXの古いトイレタンクです。
賃貸マンションなんですがあんまり見掛けない右側にボールタップとレバーのパターンでした。
止水バルブがガチガチで水を止めれなかったんで水道メーターのバルブを閉める全体止水での作業にしました。
止水しててもボールタップからポタポタ漏れてたんでボールタップはアウトの判定です。
ボールタップの交換
まずは水漏れしているボールタップを解体撤去して行きます。
山川設備的には世の中のトイレタンクの70%は中で水漏れしていると思っています。
ただ、普通の人はトイレタンクの中をチェックせんから気付いてないんやと思います。
『知らんけど!(笑)』無責任な…
このタイプのボールタップがダメになったらSANEIのV56-5X-13の万能ロータンク ボールタップのスリムタップに交換するんがポピュラーです。
INAXはINAX、TOTOはTOTOってこだわる人は自分で取り寄せて自分で交換したら良いと思います。
水漏れの音が止まらず(苦笑)
ボールタップが水漏れしてるからと言ってボールタップを交換しても音がするパターンでした。
そんな場合はフロートゴムも交換します。
写真を見れば一目瞭然なんですがズルズルに溶けて手袋しとかないと手が真っ黒けっけになります。
はいっ!今度はトイレタンクの蓋を閉める前に写真を撮りました(笑)
結局、ボールタップとフロートゴムの交換をしました。
これで水漏れの音が止まらなければ防露を疑おうと思ってましたがピタッと音が止まりました。
まとめ
あくまでも想像の範囲の話ですがフロートゴムが経年劣化で微量の水漏れを始め、ボールタップが必要以上に稼働して壊れての水漏れちゃうかとは思いますが…
どちらにしても年数が経てばトイレタンクの部品も悪くなるもんです。
それよりも何よりも、トイレ内の止水バルブが閉まらない方が気になりましたし今後の事を考えたら怖いんですが…
賃貸マンションじゃ無ければ間違いなく、そこも修理してたと思います。