大阪市阿倍野区松崎町より【キッチンの混合水栓 根元より水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
キッチンの混合水栓の水漏れってパターンで吐水口からのポタポタ漏れや繋ぎ目や根元からジワっと水漏れしてくる場合があります。
ここで皆さん『パッキン交換で直るんちゃうか?』って思われるんですが実際は混合水栓の場合カートリッジって部品を交換したり混合水栓そのものの交換となります。
現場の状況によって判断は様々なんですがカートリッジ交換するには本体側の品番確認が必須となります。本体の品番が分からないとカートリッジの品番が分からないからです。
その点、本体の交換だと確実に水漏れは止めれますしデザインさえ気に入れば良いんです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは水漏れの状況確認から
賃貸マンションの1室で『物凄く綺麗にお使いの人やなぁ~』って思っていたら入居して数日なんですって(苦笑)
早速気になってる部分を教えてもらいます。
ワンホール混合水栓の繋ぎ目部分からジワっと水漏れしてて左右に動かすと止まったり酷くなったりするそうです。
この様な場合でも『こっちに向けてれば止まるから…』ってほったらかしにする人も多いんですが、この入居者様は意識高い系の人でした。
実際、酷くなる事はあっても直る事はありません。
『キッチンの下を確認させて下さい!』って言ったら『ちゃんと物を退けて見やすくしてます』との事です。
キッチンの下に収納してた物はこの時点で隣の部屋に移動されてました。
ワンホール混合水栓の解体撤去
管理会社様の指示で混合水栓そのものの交換って事になったんでシンクの下から混合水栓を解体撤去して行きます。
混合水栓を解体撤去するには入門編の様なタイプだったんであっという間に解体撤去出来ました。
解体撤去してから品番確認をしたんですがKVKのFB238-007って事が分かります。
ぶっちゃけ、今回もひょっとしたらカートリッジを交換すれば直ってたかも知れませんが管理会社様によっては本体そのものの交換でクレーム回避する事もあります。
ワンホール混合水栓の取り付け
今回取り付けたワンホール混合水栓はTOTOのTKGG31Eという商品です。
この混合水栓は某大手チェーン店の食堂でも指定されてる商品なんで信頼性が高い商品となっています。
この様にデザインはシンプルなんでガチャガチャしてる方が良い人には物足りないかも知れません。
ただ、かなりの数が出回ってるんで後々のカートリッジを交換する時に廃番になっててもカートリッジは残ると思います。
シンクの下の接続したら止水バルブを開栓するんですが50%の確立で止水バルブのハンドル根元からの水漏れが発生するんでしばらくは確認を続けます。
まとめ
そんな訳でどないでしたか?管理会社様や工務店様によっては『応急処置で!』ってカートリッジの交換を指示される場合もあります。
今回の様に混合水栓そのものの交換をしとくと入居者様も気持ち良く住み続けるんでどちらが正しいのかは一旦お金の話を置いとけば簡単に答えが出ます。
オーナー様側の考え方、入居者様側の考え方、仲介業者様の考え方、それぞれの立場で修理方法が変わって行きます。現場からは以上です。