堺市北区新金岡町より【厨房流し台蛇口水側2箇所が経年劣化で折れ曲がりで側面に穴が空いている】って依頼が舞い込んできました。
依頼内容から察すると『スパウトがへしゃげて折れてしまい水漏れし始めたんかなぁ~』って感じです。
皆さん簡単に経年劣化って言いますが、そもそも優しく扱ったりパッキン交換といったメンテナンスをすれば折れ曲がる事はありません。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると洗い場シンクに4本のミニセラ水栓が並んでて真ん中の2本のスパウトには黒色のビニールテープがグルグル巻きにされていました。
ミニセラ水栓のスパウトって両サイドと比べれば分かると思いますがちょっと斜め上を向いています。
カスタマイズしてればアレですが寸法は190でホームセンターで売ってる安物は170なんで角度も長さも特殊です。
スパウトの根元のパッキンを定期的に交換したりすれば良いだけなんですが油が切れ動きが悪くなってるのにメンテナンスせずに無理くり動かすから折れるんです。
スパウトの解体撤去
とりあえずスパウト交換の1択なんでビニールテープでグルグル巻きにされたスパウトを何の躊躇いもなく解体撤去して行きます。
これが『動きが悪い』ってタイミングならパイプパッキンの交換で済むんで1円でも安く済ませな気が済まない人は早めの対応をご自身でやって下さい。
そうすれば作業代はタダで済みますし材料費もパッキンの交換だと数百円で済みます。
山川設備の様な緊急業者を呼ぶと出張費も作業代も掛かりますが材料の買い間違いリスクはありません。
新しいスパウトを取り付け
新しいスパウトの取り付けですがちょっとしたコツがあるのをご存知でしょうか?
多分、この別館サイトでも何度か紹介したと思うんですが…
勿論、本館サイトから山川設備の施工事例をご覧の方なら『あぁぁ~アレね』って話なんですが、この記事が初めての方の為にお伝えします。
パイプパッキンを先に本体に取り付ける!
たったこれだけです。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?これだけ何度もスパウト交換のコツをお伝えしてるんですが、たまに『自分でやろうとして上手く行かない』って話で依頼になる時もあります。
恐らく自分で直そうとしてこの記事に辿り着いたか、業者さんを探しててこの記事に辿り着いたか、定期的に山川設備の施工事例で勉強してるマニアさんのどれかやと思うんですが(笑)
現場からは以上です。