大阪府藤井寺市岡より【厨房シンク 蛇口1箇所の水道が止まらない】って依頼が舞い込んできました。
いやぁ〜暑いですね!
こんちくわ、山川設備です(笑)
よく『山川さんって土日も仕事してはるけど、いつ休んでるんですか?』って聞かれるんですが、実は昨日休んでました。
基本的には休まず仕事をしてるんですが『わらかし0円』って言ってるんで人を笑かす事が出来なくなるくらいにいっぱいいっぱいになったら休みます(笑)
さて、休み明けの今日の現場はどんな感じやったんか詳しく解説して行きたいと思います。
まずは状況確認から
現場に到着すると洗い場シンクに案内されました。
蛇口のハンドル部分がこの状態やったんで『ハッハァ~ン、コマパッキン交換かスピンドルの交換パティ~んやな』って思ったら、店長さんがおもむろにスパウトを引っこ抜いて『ココもこんな感じなんです』って言いました。
更に『もし、可能ならハンドルをレバーに交換してほしい』って相談をされたんですが『てこの原理でギュッと閉めたいんでしょうがそれは勧めません』って言いました。
山川設備がレバーに交換しなかった理由
お年寄りの方が『手が痺れて力が入らない』って理由でハンドルをレバーに交換するなら反対はしませんが、不特定多数のバイトがひしめく店舗ではお勧めしません。
理由は簡単でそぉ~っと閉めて蛇口がポタポタ漏れするならコマパッキンの交換をすれば良いんです。
それをギュッと閉めれる様にレバーに交換って思い付いたんでしょうがギュッと閉める事でスピンドルや本体そのもののを傷めてしまいます。
その辺りの説明をしたら『なるほど!ほな、レバーに交換せんときます!』って理解して頂けたんで修理を開始して行きます。
スパウトの修理
スパウトの長さは240で下向きやったんで『ひょっとしたら後日作業になるかも知れません』って説明をして『170で短くなっても大丈夫やったら絶対に今日直せる、240は車に戻って確認します』との補足説明をしました。
これが上向きやったら240でも300でも車に積んでるんですが…
解体した時にパイプパッキンの白い部品が付いてなかったんでパイプパッキンセットを交換してみます。
何故かダブルパッキンになってたんで恐らく誰かが修理しようとして失ったんやと思われます。
スパウトの取り付けをしてみると水漏れしなかったんでこちらはこれでOKです。
スピンドルとコマパッキンの交換
スピンドルを解体して確認するとネジ部分が擦り減っていました。
蛇口に残ったコマパッキンをラジオペンチで取り出します。
コマパッキンが節水コマを使ってはったから節水コマを用意しました。
取り付け作業
新しいコマパッキンを収め新しいスピンドルを取り付けて行きます。
スピンドルを取り付け、ハンドルを仮付けして止水確認をして行きます。
最後の仕上げ
スピンドルはSANEI製に交換したらハンドルを固定するネジが合わなかったんでネジも交換しました。
ネジが余ってたから良かったんですが無ければハンドルスピンドルセットの交換になるとこでした(苦笑)
水漏れ確認して作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
昨日休んでリセット出来てたからか今日の説明は店長さんがよく理解してくれました。
(どうやってリセットしたかは1つ前の記事を読んで下さい。)
結果的に費用も抑えれたし良かったです。
もし、この記事の症状と違う場合は山川設備の本館サイトの施工例のページに似た様な施工事例があるかも知れないんでそちらも確認してみて下さい。
(蛇口水漏れに特化したページに飛びます)