大阪府寝屋川市香里新町より【 厨房シンク蛇口の根の近くが破損して破損部分より水漏れしている 】って依頼が舞い込んできました。
このチェーン店で混合水栓を見た事が無いから、恐らく『カートリッジがどやこやって線はないなぁ~』って感じです。
って、事は単水栓の修理って感じなんですがシンク蛇口の根の近くって話なんで『ほぼほぼスパウト根元なんちゃうかなぁ~』って妄想しながら現場に急行します。
そんな訳でこの現場がどんな感じやったんか詳しく解説して行きます。
現場に到着すると
現場に到着すると予想通りスパウトの根元に黒いビニールテープがグルグル巻きになっていました。
蛇口をひねるとピューって感じに水が噴き出します。
蛇口をひねらなくても水漏れがあればコマパッキンの劣化による水漏れが考えられますし、ハンドルの根元に水漏れがあれば三角パッキンによる水漏れが考えられます。
今回は水を出した時だけ水漏れしますし、スパウトにビニールテープがグルグル巻きって状態なんで、まずはスパウトはアウトの判定をします。
スパウト解体撤去
ビニールテープがグルグル巻きになってなければスパウトパッキンも疑いますが今回はそうじゃないんでスパウトの交換をして行きます。
モンキーレンチを使ってスパウトを固定してるネジを緩めて行きます。
写真では片手で作業をしてるみたいになってますがちゃうと写真を撮った後は左手は蛇口を握っています。
蛇口をしっかりと握ってやらないと供回りして下にあるフレキ管ナットが緩んだりするんで注意が必要です。
スパウトを解体撤去した際にパッキンが付いてきたら良いんですが本体側に残った場合はラジオペンチ等で取ってあげて下さい。
また、取付部分のネジ周辺もこの時点で綺麗にしとくと後の作業がしやすいのと衛生的にも良いと思います。
スパウトを取り付ける
ここでワンポイントアドバイスなんですが、新しいスパウトに付いてるパッキンを本体に先に入れて下さい。
また、DIYで自分で交換する場合は16と19を間違えない様にスパウトを選んで下さい。
後は真っ直ぐに刺してハメて回して固定って感じです。
今回の現場は16やったんですが、間違って19を買ってきたら何をやっても絶対に取り付けられません。逆も一緒です。
ネジをしっかりと締めたら通水テストをして行きます。
スパウトの根元からの水漏れをチェックしたらついでに吐水口からのポタポタ漏れが無いか、ハンドルの根元に水漏れが無いかの確認をして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
スパウトの交換はそんな難しい作業ではないんでチャレンジしてみるのも良いと思います。
業者に依頼すると作業工賃が掛かるんで自分達でやればそれを節約する事が出来ます。
我々業者がやったりするのを見てたら簡単そうに見えると思うんですが、パッと見て16と19のサイズの違いが分かったり、それ専用の工具を持ってたりするからです。