キッチンの混合水栓 自分で交換しようとしたが解体出来ず…
大阪市城東区今福西より【キッチンの混合水栓 自分で交換しようとしたが解体出来ず…】って依頼が舞い込んできました。
昨日の夜遅くに連絡があったんですが予定が埋まっていた為に翌日の本日に対応しました。
念の為に言っとくと混合水栓だろうが単水栓だろうが交換をするには厳密に言うと有資格者が施工せなあきません。
よく『ホームセンターに売ってるやん』って言われる事もありますが資格が必要なんです。
電気やガスは命の危険があるからよっぽどのアホじゃない限り無資格でやらないでしょうが水は失敗してもずぶ濡れになるだけなんでやる人が居てます。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると食洗機分岐金具付きのワンホール混合水栓でした。
周りにタオルが置かれてましたがボトボトになってて更にレバー付近からもジャンジャン水漏れしていました。
この辺の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
【キッチンの混合水栓 自分で交換しようとしたが解体出来ず…(笑)】←YouTube
止水栓を閉めようとしたら左側の止水栓が固着して閉めれず全体止水をしてやってたそうです。
2時間程格闘した後に諦めて山川設備のフリーダイヤルに電話してきて下さいました。
上からの伝い水が若干あるんですがここは水道屋の威信をかけた戦いをするだけです。
既設水栓の解体撤去
お湯の止水栓がなかなか固着してて回りにくかったんですが工具を使ったら何とか閉める事が出来ました。
止水栓さえ閉まればこっちのもんで後はダブルモンキーでサクサク解体撤去して行きます。
従兄弟の兄ちゃんは混合水栓を上からゴリゴリ回して解体すると思ってたらしく給水管の銅管部分を捻っていました。
そうそう、言うの忘れてましたが依頼してきたのは従兄弟の兄ちゃんです。
後から聞くとこれでいよいよヤバいと思ったそうです。
混合水栓の取り付け
用意されてたのはこのLIXIL RSF-542YA-KNって混合水栓でした。
これ、使った事はないですが食洗機の分岐金具が無いシンプルな水栓です。
LIXILも取り付けには先に台座を取り付けする様です。
混合水栓は上から差し込んで台座とネジで固定をするんですがTOTOとはちょっと違う方法で固定をします。
このタイミングで止水栓のナットを増し締めして三角パッキンの交換をするか否かを確認します。
本来ならばハンドル、スピンドル、コマパッキンもしくは止水栓も交換しといた方が良いんですが『従兄弟の兄ちゃんやしまた漏れたら連絡してきよるやろ』ってそのままにしてます。
止水栓に逆止弁を取り付けて給水ホースの接続をして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?食洗機は絶対に使いたいそうで後付けの分岐金具を買ってから自分で取り付けるそうです。
『既設水栓の分岐金具は使えんか?』って言ってきたから『そもそも後付けは水漏れするからサラ(新品)でもやらん、必ずそれ専用の水栓を取り付ける』って返しました。
ちなみに従兄弟の兄ちゃんでしたがちゃんと規定の料金を頂いております。
現場からは以上です。