大阪市中央区難波より【男女共有トイレの手洗いの蛇口が空回りして水が止まらない】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【現在、手洗い器下の止水バルブを閉めて対応中】との事です。
TOTOのDELICIAでL812って品番シールが貼ってある手洗い器の蛇口の故障なんですが即日の水漏れ修理が出来ないパターンでした。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると手洗い器の上に【☆緊急☆手洗いの蛇口故障のため右下の元栓にて開閉をお願いしてます】って貼り紙がしてありました。
止水栓をコントロールして手を洗うってなかなか無いと思うんですが『上手い事考えたなぁ~』って感心しちゃいました。
ただ、この蛇口を見た瞬間に『無理っ!』って思ったんですが対応してくれた店員さんが無茶苦茶愛想が良かったんで頑張る事にしました。
手洗い器の品番を確認
手洗い器の品番シールを探してるとDELICIA TOTOの文字を発見しました。
とりあえずTOTOの手洗い器に間違いなさそうです。
手洗い器の品番シールも無事に発見しTOTOのL812って事までは判明しました。
問題はこの品番から蛇口の品番が拾えるのか?です。
蛇口をバラすぞ!
ハンドルのカバーを小さなマイナスドライバーを使って外します。
プラスドライバーでネジを外すとハンドルを外す事が出来ます。
次にモンキーレンチを使って固定の上部を外します。
ここら辺で『スピンドルをバラせないかなぁ~』って思っていたんですがグラグラして上手く行かなかったんで蛇口本体を外す事にしました。
蛇口本体を外す
蛇口本体に繋がっているフレキ管とホースを外して下から蛇口本体を外します。
蛇口本体を外してダブルモンキーでスピンドルを外そうと試みますが固着してて外れません。
車に戻ってパイプレンチをダブルでバラそうかとも思いましたが完全に壊しちゃう恐れがあるんでストップが掛かりました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?取付穴の関係から『シングルレバーの水栓を取り付けたろうか』とも思ったんですが一時しのぎにしては高価な物なんで許可が下りませんでした。
結局は代替品の交換見積りと手洗い器そのものの交換見積りをする事になり一旦撤収する事になりました。
何とか応急処置ででも使える様にしたかったんですが期待に応える事は出来ませんでした(号泣)
数種類のスピンドルを持ち込んでいたんですがそれさえ試す事が出来ませんでした。現場からは以上です。