大阪府大阪市北区曽根崎より【地下女子トイレの洗面台の水道が水が出ない】って依頼が舞い込んできました。
タイトルにもありますが自動水栓の故障修理はメーカーさんに連絡して下さい。
自動水栓から別の水栓に交換するんなら山川設備が対応出来ますが故障修理は対応出来ません。
例えば数年しか使ってないのなら故障修理も出来るとは思いますが10年以上経過してるならサッカーで言うアディショナルタイムに入ってると思うんです。
恐らくメーカー手配しても『部品が廃盤』とか言われて交換をお勧めされると思います。
そんなこんなで今回の現場ではどんな感じやったんか解説したいと思います。
まずは状況確認
使用中止の貼り紙をズラして水栓の確認をして一気にテンションが下がります。
『自動水栓やん(苦笑)』って思いながら一応、アレコレとチェックをして行きます。
まずは水栓に品番のシールがあるか無いかのチェックをします。
あればインターネットで廃盤商品なんかを調べる事が出来ます。
廃盤商品が確認出来たらメーカー手配しても交換をお勧めされるだけなんで例えば山川設備が対応しても同じなんです。
後は交換する水栓を持ってるかどうかとそれをお客様が気に入るかの問題です。
これが品番のシールが無い場合は水栓の修理が出来るんか出来ないんかはメーカー手配してみないと分かりません。
手洗いの下の確認
手洗いの下の状況はこんな感じでした。
コンセントの抜き差しをしてみたりしてみます。
止水バルブがいたずらで閉められてないか確認します。
この現場は水道を分岐させて掃除用の蛇口が付けられてたんでそれは水が出るんか出ないんかの確認します。
たまたまですが…
洗面ボールに自動水栓の品番のシールが貼ってありました。
インターネットで検索すると販売終了となってます。
TOTO TEL71BXの取替品はTEN41Aとなってます。
あくまでもTOTO目線の同等品の品番です。ちなみに希望小売価格¥60600です。
『自動水栓って高いなぁ~(苦笑)』って、そうなりますわな…
参考までに…
自動水栓の修理にこだわってメーカー手配しても恐らく修理出来ないと思いますし、他の部分にも不具合が出てくる可能性があるんであまりお勧めしません。
後、自動水栓にこだわらず普通の手洗い水栓に交換する方法もあります。
便利は不便、なんて事を昔の人は言いますが全くその通りやと思います。
メンテナンス会社に報告をして山川設備は一旦撤収となります。