摂津市鳥飼八防より【各種水栓/洗い場:水道。蛇口の回す部品が壊れています。】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【◆3か所あるうちの真ん中 蛇口が取れてしまいます】との事です。
部品さえ入手出来るんなら誰にでも出来る修理なんで、これを機会に皆さんが修理出来る様になれば経費の削減になるんではと思いました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると依頼内容通り洗い場蛇口は3つありました。まず、その写真を撮りたいんですがツッコミどころ満載で真ん中の蛇口から目が離せません(笑)
現時点では特に止水してる事もないとの事で別に水漏れしてるとかでもないとの事です。
『このハンドルに巻き付いてる輪ゴムは何やろ?』って思いながらハンドル側から見てみるとカラービスが無くて輪ゴムでハンドルが外せない様にしてるだけでした。
『ここのビスは何処かに保管してますか?』って聞いてはみたものの冷静に考えたら『保管してるなら自分達で取付けるわなぁ~』って思ってたら『いや、分からないです』との事です。(そりゃそうだ…)
蛇口の品番確認
蛇口の本体に品番シールが残っていたので確認するとTOTO T131BUN13Cって品番の蛇口でした。
上からの目線では品番シールの品番が分からなかったんで左側からと右側からと写真を撮って品番を確認しました。
後は品番から分解図を調べてカラービスの品番を割り出し持ってるヤツならそれを取り付け無ければSANEIのカラービスが合うかの確認すりゃ良いんです。
最悪の場合、ハンドルスピンドルセットとコマパッキンの交換をしようと思っていました。
カラービスの取り付け
カラービスの取り付けは先に手締めをして行きます。これ以上締まらないってトコまで締め込んだらアンギラやラジオペンチで増し締めしたら終いです。
ただ、このカラービスのネジ部分が山が合っていないのにギュウギュウ締め込むとスピンドルを傷める事になります。
ちなみに今回使ったカラービスの品番はTHY423HRから拝借しました。
一応『ハンドルごと交換しますか?』って尋ねたら『ここだけで良い』って事だったんでカラービスのみ取り付けしました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?たかだか数百円の部品を取り付けるのにも業者さんにやってもらうと数千円掛かるんで出来ればこんな事は自分達でやった方が良いと思います。
かと言ってホームセンターに買いに行ってもピッタリの物が見付からなければ時間の無駄なんである意味では業者さんに任せるのもありかもしれません。
意外に厨房内の蛇口って特殊なネジ山で苦労しますもんね(苦笑)現場からは以上です。