高槻市芥川町より【パン屋さん 洗浄機下の排水詰まり?床に水が溢れてきてる】って依頼が舞い込んできました。
山川設備の受付に『高圧洗浄をどやこや』ってな事も言ってて『車は前に止めれる』って話やったんですが現場に到着するとバス停だったんで車なんか止めれません。
『何か話がおかしいなぁ~』なんて思いながら駐車場を探して結局地下の駐車場に入りました。
駐車券を取ろうとした時に後ろから来た車に『洗管しに来てくれた兄ちゃんか?』って声を掛けられて一緒に現場に向かいました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは水漏れの状況確認から
現場に到着すると洗い場シンク前には段ボールが敷かれていました。
床はボトボトになっててなるほど排水管からの逆流に似た状況でした。
右に食洗機があって下を覗くと排水蛇腹ホースからの排水管も確認出来ました。
ただ、洗い場シンクの排水管も同じ排水管に刺してるんで食洗機の排水管が詰まっているなら洗い場シンクの排水管も詰まっているってレイアウトなんです。
グリストラップの確認
グリストラップの蓋を開けて洗い場シンクの蛇口を出しっ放しにしました。
ここに水が出てこず洗い場シンク下が漏れるなら排水管の詰まりと判断しますが普通にグリストラップに水が到達します。
洗い場シンクの下流側に食洗機があるので『排水管の詰まりじゃないと思いますけど(苦笑)』って立ち会ってくれた建設屋の社長さんに言いました。
そもそもこの建設屋の社長さんがこの店舗の改装工事の見積りをしてたから来たそうです。
んで更に元請けが居てるみたいで排水管の詰まりやと思い込んで山川設備も呼ばれたって感じです。
水漏れ箇所の特定
んな訳で床の上の水浸しを拭き掃除しながら怪しい箇所を1つづつ確認して行きます。
まず、食洗機の洗剤が包まれてたゴミ袋の中も水が入ってたんで出して拭き取ります。
シンクの下の掃除は全くしてないのか害虫の幼虫も発生してました(苦笑)
給水、給湯なら拭いても流れてくる筈なんでフレキ管の水漏れでもないと判断しました。
食洗機が水漏れ?
閉店間際でアレだったんですが、もう1度食洗機の電源を入れて動作確認をする事にしました。
食洗機を稼働させて『排水管の何処から水漏れするんかな?』って下の状況を確認すると上からボタボタ水漏れしてきました。
どうやら食洗機そのものの水漏れです。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?この現場ではただただペーパータオルで床掃除をしてただけでした。
お洒落なお店でしたが裏舞台を見てしまったんでプライベートでは利用しません。
現場で立ち会ってくれた建設屋の社長さんは何か気が合ったんで『また困ったら連絡下さい』と珍しく名刺交換をしました。
現場からは以上です。