大阪市中央区谷町より【手洗いのS字の排水パイプ破損】って依頼が舞い込んできました。
コロナウイルスの影響で飲食店系の水道修理がべらぼうに減っててお久しブリーフな元請けの水道メンテナンス会社からの依頼がきました。
厨房内にある従業員の手洗いのU管が取れてただけなんかと思いきやキセル管のツバも割れてて水漏れを起こすって状況でした。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは状況確認から
現場に到着すると従業員用の手洗いのU管が外れてて自動水栓の電源が切られてて使えなくしてはりました。
問題は何で外れたのか?何で自分達でハメようとしなかったのか?
とりあえず外れただけならパッキン類を交換してハメればいいだけなんで片ツバ管とキセル管の確認がてらパッキンの状態も調査します。
排水管が露出配管で40から25?30?に落としてるんと支持固定をしてないのが気になりますがまずはパイプの状態を確認します。
キセル管をよく見るとツバの部分に亀裂が入って破損してるんが確認出来ました。
U管のそこはベコベコでアウト判定、片ツバ管の接続部分にも亀裂が入ってるんが確認出来ました。
各部の清掃作業
排水パイプの交換をするのに片ツバ管を解体撤去すると排水栓の十文字に大量の毛髪等が絡んでいました。
また、排水管もドロドロやったんでどちらも清掃して行く事にします。
この際やから排水栓も交換しようかとも思いましたが清掃したらまだまだ使えそうやったんで触らず、毛髪等の除去と排水管の清掃作業をしました。
防臭キャップがP管用じゃなかったからかコーキングまでしてたんで排水管の中はそれも除去しときました。
排水トラップの加工施工
まずはP排水用の防臭キャップの新設をして行きます。Sトラップ用の防臭キャップをPトラップに接続するとその場はたまたま水漏れしなくても遅かれ早かれ水漏れするんで注意が必要です。
これを知らない人は水漏れするからコーキングとかに走りがちなんですが防臭キャップさえ間違ってなければ水漏れはしません。
また、床排水の防臭キャップに比べると壁排水の防臭キャップはニュートンの法則で傷みやすいのも事実なんである程度の期間がきたら交換する必要があります。
U管を軸に片ツバ管とキセル管は加工して行きます。元々排水管も固定出来てない状況なんで排水トラップと排水管の微妙なバランスで勾配調整もしました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?同じ露出配管にするにしても『もう少しやり方があるやろ?』って思うんですが誰がこの配管にしたのかは分かりません。
作業後に通水テストをして水漏れ確認と排水管が詰まってないかの確認をして作業は終了です。
ケチケチの元請け水道メンテナンス会社の案件だったのと説明しても分からない担当者だったんで配管は触りませんでした(笑)
ドレン配管に手洗い配管を結ぶって…どうかしてるぜ!現場からは以上です。