大阪府大阪市此花区島屋より【シンクの排水ジャバラホースが破損している為 修理をお願いします】って依頼が舞い込んできました。
排水ジャバラホースが破損するのは材質の特性上、硬化する事が理由に挙げられます。
そもそも定期的に排水ジャバラホースを外して管内の清掃をちゃんとやってれば気付く事が出来るんですが外して清掃する事を知らない人が最近多くなってきました。
後、シンクの下に色んな物を置いてる厨房もよく見掛けますがそれが排水ジャバラホースに当たって破損させてるみたいです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
現場に到着すると
現場に到着するとゴミカゴを置いて残飯を一旦捨てるシンクに案内されました。
到着時には綺麗に掃除がされていてすぐに作業に取り掛かれました。
シンクの下の状況
シンクの下を確認すると排水ジャバラホースが真っ二つになっていて外されていました。
ちなみにこれを繋ぐ部材もありますがその部分だけ若干内径が細くなるからあまりお勧めしません。
それと真っ二つになるって事は相当硬化してるんで繋いでも別の場所が破損します。
取り付け口の確認
ここに排水ホースユニオンナットが繋げれたら後は排水ジャバラホースを施工するだけなんですが、そんな簡単な話をわざわざ業者さんに依頼しません(苦笑)
ってか、お客様が自分達で買ってきた排水ジャバラホースを取り付け出来なくて困って業者さんに連絡しています。
排水ホースアダプター
『えっ?これやったら排水ホースユニオンナット50でも良いんちゃうん?』って聞こえてきそうな気もしますが『それ、お客様が既に試して上手く行ってません(苦笑)』
排水口にシールテープで厚みを持たせ排水ホースアダプターは固定用、排水ホースユニオンナットは後々交換出来る様に施工してます。
排水ジャバラホースの施工
後は排水ジャバラホースの施工をして行きます。長さは現場現場で最適な長さに調整します。
防臭キャップを新設して通水テストをして行きます。
この通水テストは埋設の排水管が詰まってないか?排水ホースアダプター周辺に水漏れが無いかの確認しています。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?排水ジャバラホースも排水ホースユニオンナットを使うんか?排水ホースナットを使うんか?でセンスが分かれます。
たった何十円の差なんですが『1円でも安く』って感じだと数十円の便利を体感出来ません。
山川設備は例外なく数十円高い排水ホースユニオンナットを使います。
まっ、BL仕様の流し台とそうじゃない流し台があるのも注意点の1つです(苦笑)