共用トイレ 大便器詰まり 詰まっていたのはトイレから80ⅿ先
堺市美原区より【共用トイレ 大便器詰まり】って依頼が舞い込んできました。
現場に到着して大便器を流してみると普通に流れています。
念の為にと汚水桝の蓋を開けてみるとタプンタプンの状況でした。
ドンドン下流側の汚水桝の蓋を開けて行くと80m先に詰まりの原因がありました。
高圧洗浄で詰まりを抜いて管内カメラ調査すると…
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると共用トイレには貼り紙がしてあり鍵まで掛けられていました。
共用トイレに入ってみると掃除点検口も土間排水口もあったんで何とでもなりそうでした。
試しにトイレを流してみると普通に流れて行きました。
更にトイレットペーパーを流す通水テストをしてみるとやはり普通に流れて行きます。
汚水桝の確認
トイレに1番近い汚水桝の蓋を開けたらこの状態。
報告用に引きの写真も撮っておきます。
トイレから最終桝に向かって1つずつ汚水桝を開けて行ってやっとこさ生きてる(詰まっていない)汚水桝を発見しました。
ちなみに最終桝までの排水管はまだ50m程あります。
高圧洗浄機の準備
高圧洗浄機は低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備しました。
かなり深い汚水桝なんで懐中電灯も準備しました。
洗管ノズルはアサダ製後方6穴ノズル、洗管ホースは3分のホースです。
詰まり抜きそのものは割と簡単やったんですが違和感がタップリでした。
その辺の実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
https://youtu.be/Rcv9urPUbrs
トイレットペーパーが通過するのか何回も流しに来るのがめんどくさいんで水道ホースで直接通水テストをしてました。
管内カメラ調査
まずは下流側から管内カメラ調査をするんですが舗装がやり替えられているんで『排水設備の改修工事でもやったんかなぁ~?』って思いました。
管内カメラ調査の結果、汚水管に解体ガラの様な物があったんで上流側からも写真を撮って行きます。
汚水管の中を確認
逆勾配の状況だと何も見えませんが逆勾配の距離を記録しときます。
汚水管にズレてる箇所があって永遠に解体ガラが出てきます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
排水管が割れてる箇所やズレてる箇所を特定したんですが誰かが排水設備の改修工事をやった後なんですよね。
恐らくその業者さんが詰められるんやとは思いますが…
現場からは以上です。