ビルイン店舗4F男子トイレ、多目的トイレが同時に詰まっている
大阪市中央区千日前より【ビルイン店舗4F男子トイレ、多目的トイレが同時に詰まっている】って依頼が舞い込んできました。
最近このパターンのトイレつまりの修理依頼が連チャンしてるんですが普通に考えたらトイレつまりって言うよりか排水つまりになるんですよね。
ローポンプ作業で済まない時はそこそこの作業費用になるんですが山川設備に連絡が入ります。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着するとまずは多目的トイレに案内されました。
『流すと何か流れが悪くおかしいんですよぉ~』って事だったんですが普通に流れちゃいました。
次に男子トイレ左側に案内され同じ様に流してみると一旦水位が上がりスーと引いて行き隣の右側のトイレがゴッポゴポ噴火し始めます。
右側の便器は結構な噴火具合でゴッポゴポ言ってます。
どない考えても汚水管のつまりで間違いはないんですが多目的トイレにも男子両方にも掃除点検口がありません。
掃除点検口があればそこからグリスカッターやブレードカッターを通せば良いんですが掃除点検口が無い状況では便器を外してそこからワイヤーを通さなくてはなりません。
掃除点検口よりも便器を外した時に出てくるソケットの径が細いんで最近のトイレだと10mmワイヤーにグリスカッター37ってパターンになります。
ローポンプ作業で詰まり抜き
男子トイレに案内された時に転がってたんですがローポンプの様な物がありました。
ラバーカップならまだ可愛げがあるんですがこんな感じの本格的な道具をどうやら全店で導入してる様です。
『あぁ~可愛げのない事っ!』
自分達でローポンプ作業で詰まり抜きしてダメやってんから、いきなり便器を外してドレンクリーナーで詰まり抜きしても良かったんですが、まずはローポンプ作業で詰まり抜きするのが山川設備流です。
簡単に言うと『ローポンプ作業で詰まり抜きするには腕が居るんやで!』って思い知らせてやりたいんです。
(誰に?)
実際の作業動画
一応、作業の一部始終を動画に収めてるんでお時間のある時にご覧下さい。
【閲覧注意】トイレつまりを直してると便器が噴火を起こします❣️←YouTube
作業後の写真
男子トイレで詰まり抜きをしてから多目的トイレに行ってトイレットペーパーを流す通水テストをしてみるとジャンジャン流れていました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
恐らくなんですが最上流が多目的トイレで右側、そして左側の順番で女子トイレに向かってたんやと思います。
トイレ単独つまりの場合はローポンプは引いて、汚水管が詰まってる場合は押します。
ただ、注意をしなきゃいけないのは排水管の接続が甘い場合は排水管が抜ける場合もあるんでご自身でやられる場合は十分注意をして下さい。
我々プロは伊達に特別な訓練を受けてる訳ではありません。
現場からは以上です。
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