賃貸マンション トイレタンクのレバーが折れて水が流せない…
東大阪市東石切町より【賃貸マンション トイレタンクのレバーが折れて水が流せない…】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【管理会社に連絡したが、祝日ですぐに対応が不可、一旦お客様が支払いで自分で探して下さいと言われてる】との事です。
ちなみに管理会社さんは『ぼったくり業者にはくれぐれも気を付けて!』って言ってたそうです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して再度依頼者様に管理会社様とのやり取りを詳しく聞かせて頂きます。
山川設備では賃貸マンションや借家の場合は必ず入電対応時にも『まずは家主様、オーナー様、管理会社様に連絡する様に』って事をお知らせします。
どんな事でもまずは相談して、どうしても自分で業者さんを手配しなきゃいけない場合は信頼のおける業者さんを探すしかありません。
さて、前置きが長くなりましたが止水栓を閉めてトイレタンクの蓋を外して中の確認をします。
折れたトイレタンクレバーは底に沈んでいました。
トイレタンクの底からレバーを引き上げると樹脂の部分で折れていました。
自分はこの時点で『良かった、専用レバーじゃなくても直せるヤツやわ…』って一安心してました。
これが専用レバーじゃないとダメなヤツだと取り寄せになるから今日来て今日の仕事にならんし何よりも使えないまんまのお客様に申し訳ない気持ちになります。
トイレタンクのレバーを交換
自分が用意したのはSANEIのPH84-171XLで世の中の大半のトイレタンクで使えるヤツです。
マルチレバーでも良いんですがショートならそっちを使いますがロングの場合はこっちをつかいます。
応急処置とは言えどうせこのまま長く使わされるでしょうからチェーンの抵抗を考えたらこっちです。
まずはトイレタンクのレバーを取り付けてチェーンを繋ぎます。
DIYでやりたい人は自分の様にチェーンはオーバーフロー管に引っ掛けておくと失敗しないです。
通水テスト
チェーンを繋いだらトイレタンクの蓋を設置し、止水栓を開栓して通水テストを行います。
問題がなければ作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
やかましい管理会社様ですとこの一連の作業を入居者様が勝手にやると退去時に原状回復工事を言われる事もあるとか無いとか…
同じマンションでちょっとした修理で済むトコを許可も(オーナー様や管理会社様に)取らずにトイレ工事をして大問題になった方もいらっしゃるそうです。
ちなみにこの現場では気さくなお客様だったんで山川設備のYouTubeチャンネルにチャンネル登録してもらったんはここだけの話です(笑)
現場からは以上です。